人類学研究所概要 お知らせ
[Connect to クネヒト]クネヒト・ペトロ元所長へのインタビュー映像を公開しました
2020年02月19日
人類学研究所設立70周年関連
人類学研究所70周年を記念し、かつて研究所の所長を務められたクネヒト・ペトロ先生へのインタビューをおこないました。聞き手は後藤明教授です。
第一回対談(2019年11月20日公開)
クネヒト・ペトロ先生は、1996~2002年に南山大学人類学研究所の所長を務められました。神言会の神父であると同時に人類学者でもあるクネヒト先生から、日本への関心、人類学者への道のりなどこれまでの軌跡を伺いました。
トレイラー(1分56秒) https://vimeo.com/372290990
全編(1時間12分) https://vimeo.com/371542620
EPISODE SUMMARY
「第1章 生い立ち、神学、日本への関心」
スイスでの誕生から神学への道 2:00
高等学校時代からの日本への関心 3:02
文化人類学への関心 6:28
日本文化との接触 7:58
棟方志功の版画 8:47
神学を学びながら宗教や言語へも関心をもつ 11:07
スイス・ライネックで教鞭をとる 11:34
布教から考える異文化接触、異文化理解 13:10
日本への想いがかなう 14:50
「第2章 日本へ」
日本に来て感じたこと/1966年 17:57
クネヒト流日本語の勉強法 21:12
東大・大林太良先生との出会い 24:36
東大での学び:伊藤亜人先生と東北へ 31:17
民俗研究/フィールドワーク研究のはじまり_伊藤亜人先生 34:33
ガイジンである自分、よそ者ではないフィールドワーカー 36:55
60年代学生運動 42:54
「第3章 花山でのフィールドワーク」
花山でのフィールドワーク 48:35
花山でのイタコ調査 54:50
双子のウシ誕生の儀礼 1:00:55
フィールドにおいて「語られないこと」をいかに読み取るか 1:03:10
花山の人たちと故郷スイスへ 1:04:43
スイス農村の取り組みを学び、花山へ活かす 1:07:23
聞き手: 後藤明(南山大学・教授)
撮影:2019年7月29日 南山大学
音楽:山口晃司
ビデオ制作:岡根智美
Copyright 2019 Asian Ethnology Podcast
第二回対談(2020年2月19日公開)
第二回目は南山大学に着任されたクネヒト先生が、人類学研究所が刊行していたジャーナル『Asian Folklore Studies』(現在刊行している『Asian Ethnology』の前ジャーナル)の編集にどのように携わってきたのかを中心にお聞きしました。
全編(37分) https://vimeo.com/391910463
EPISODE SUMMARY
はじめ
東大での学び後、南山大学で講師としてのスタート/1978年」 1:09
Asian Folklore Studiesの編集長への経緯:創始者M.エダー氏の後継者として 5:01
Fanny Hagin Mayer氏 9:26
Copy Editor: Michael Kelsey氏のコーディネートにより本の出版に至る 9:39
1963年創刊Asian Folklore Studies/創始者M.エダーについて 10:52
宣教師(Missionary)であったM. エダー氏 11:15
中国北京 輔仁(フレン)大学 12:40
1976年 南山宗教文化研究所からの発行 13:06
エダー氏の考えとして、アジア人の研究者を奨励し発表する場を提供 15:45
Indiana University Richard Dorson氏 16:37
編集長としての苦労話/ひとりに任された編集長としてのエピソード 18:56
Nelly Naumann氏 20:46
AFSの投稿により、昇格の道を開いていた 23:38
「苦労より満足感を得た編集長の仕事」 25:39
後藤先生もAFS掲載の記事(馬渕東一氏)に感銘を受ける 27:53
松前健氏とのエピソード (英語論文の直し) 28:47
大林太良氏 32:13
Asian Folklore Studies からAsian Ethnologyへ 34:02
Asian Ethnology共同編集長Benjamin Dorman 34:30
まとめ 35:45
聞き手: 後藤明(南山大学・教授)
撮影:2019年11月18日 南山大学
音楽:山口晃司
ビデオ制作:岡根智美
Copyright 2020 Asian Ethnology Podcast