[実施日] 2023年12月13日−16日

[調査地]　中国・南方科技大学

[担当]　 国際化推進事業担当研究員・張雅

[概要]

中国・南方科技大学の王暁葵教授を訪問し、来年度に予定している国際シンポジウムについて打ち合わせを行いました。南方科技大学社会科学高等研究院の主任とも面会し、国際シンポジウムを開催する詳細の協議をしました。王暁葵教授に南山大学人類学研究所の出版物を贈呈し、王暁葵教授からも社会科学高等研究院の出版物をご恵贈いただきました。また、同大学の張靜紅准教授の授業にも傍聴し、張靜紅准教授を南山大学にお招きし講演会を開催することを話し合いました。

滞在中に社会科学高等研究院の担当者には、社会科学高等研究院の考古展示室と南方科技大学歴史館をご案内いただきました。考古展示室では中国の20地域以上の考古研究院や文化遺産研究院、博物院などから寄付された5万片以上の陶磁器の破片が保存されています。遺跡から出土した陶磁器の破片の作りや模様が地域間の文化交流及び文明の発展を想定する重要な手法である知見を得られました。