研究活動 定例研究会
2011年度 第3回定例研究会
日程 | 2012年3月8日(木) 18:00~19:30 |
会場 | 南山大学 名古屋キャンパス D棟D43教室 |
発表者 | 楠本和彦氏(南山大学人文学部心理人間学科准教授) |
タイトル | 箱庭制作面接の促進要因間の交流(相互作用)に関する質的研究 ―面接内外のプロセスの連動と,面接の連続性を中心に― |
内容等 | 本研究は,箱庭制作面接の促進機能の探求を目的としています。本研究では,制作者 の自己理解や自己実現に寄与する機能を促進機能と定義しました。自己実現のために 面接を希望した40歳代の女性の主観的体験を修正版グラウンデッド・セオリー・アプ ローチによって,質的に分析しました。その分析結果から,箱庭制作面接の促進機能 は,箱庭制作面接の促進要因間の『交流』であると解釈されました。 |