研究活動 定例研究会
2010年度 第2回定例研究会
日程 | 2010年7月14日(水) 18:30~20:00 |
会場 | 南山大学 名古屋キャンパス D棟D41教室 |
発表者 | 中村 和彦 氏 (南山大学人文学部心理人間学科准教授) |
タイトル | 事前・事後の反復測定データの統計処理 -効果測定を量的データで行う際の留意点と可能性- |
内容等 | ある教育プログラムの効果や、アクションリサーチにおけるアクション(働きかけ)の効果を量的に評価する際に、事前事後テストデザインを用いて、同じ質問紙調査を複数回実施することが ある。私は、ラボラトリー方式の体験学習の効果について、量的データを用いた研究に取り組んでいるが、その過程で、質問紙調査を事前事後テストデザインで実施した場合の統計処理には、いくつかの「落とし穴」があることを学んだ。当日は、対応のある検定や分散分析、検定力など、統計的な話題が中心になるが、ラボラトリー方式の体験学習の効果をどのように測るか、という論点についても考えていきたい |