研究活動 定例研究会
2007年度 第1回定例研究会
日程 | 2007年7月11日(水)17:00~18:15 |
会場 | 南山大学名古屋キャンパス D棟4階 D43教室 |
発表者 | 浦上 昌則先生(南山大学人文学部心理人間学科准教授・人間関係研究センター員) |
タイトル | 大学進学前の期待の行方 -満たされない期待はどうなるのか- |
内容等 | 現在、大学は学生からの様々な期待に応えることが求められるという流れにあるが、現実問題として、すべての学生のすべての期待に応えることは不可能である。では、学生は満たされない期待とどのようにつきあっているのだろうか。期待が満たされないことは、不満足感や不適応感へとつながっていくのだろうか。 このような問題意識から、昨年の前期に、他大学院生と協同で発達心理学の受講生に対して質問紙調査を行った。調査内容は、大学合格時に持っていた大学に対する期待、その期待についての現在の充足度、充足されていない期待についての感情的反応の3つである。 その結果を中心に、大学に入学する前の期待の行方について考えてみたい。 |