研究活動 定例研究会
2007年度 第5回定例研究会
日程 | 2008年3月4日 (火) 17:00~18:30 |
会場 | 南山大学名古屋キャンパス D棟4階 D43教室 |
発表者 | 楠本 和彦先生(南山大学人文学部心理人間学科准教授・人間関係研究センター員) |
タイトル | Tグループ・トレーナーのトレーニング観、ファシリテーションに関する疑似KJ法的研究 |
内容等 | トレーナーがTグループにおいて、重視していることは何か。セッションの中でどのようなことをどのように認識し、どのような意図をもって、介入を行っているのか等を浮き彫りにすることを目的として、研究を行った。 以下のような研究手順を取った。素材は第2回Human Interaction Laboratory(HIL)研究会(2004年2月20日~22日 於清里)での、トレーナートレーニングの4回に亘る、セッション後のクリティークの逐語記録である。これらの発言記録の中から、①トレーナー自身がプロセスや介入についてコメントしている部分②トレーナー以外のメンバーがトレーナーの介入の在り様についてコメントしている部分③発言を検討分析した結果による付加したデータの3種類、計205データを抽出し第一次資料とした。その上でこれらのデータをKJ法に準拠して分析したところ、5段階の島と8グループに収束した。今回の発表では、以上のような発表を行う。様々なコメントをいただくことにより、研究を深化・発展させる参考とさせていただきたい。 |