研究活動 定例研究会
2005年度 第1回定例研究会
日程 | 2005年12月21日(水)午後4:00~ |
会場 | 南山大学 D棟4階 D43教室 |
発表者 | 野々口 奈央(人間文化研究科教育ファシリテーション専攻 研修生) |
タイトル | 「インクルーシブな社会を願って・・・これからの教育専門職の可能性」 |
内容等 | 障害児教育や障害者支援の分野を中心に、インクルージョンということばがここ数年でよく使われるようになっています。インクルージョンとは障害者と健常者を分けた上で統合をはかるインテグレーションとは違います。同じ人は誰一人としていないということを原則に、最初から皆社会の中にいる同じ存在であり、分けたり統合したりすることは必要ないという考え方です。そのように見ると、これからの社会のあり方を問う概念でもあります。私は、このインクルージョン社会の実現のために重要な役割を果たすのが障害児・者の支援に関わる支援者、特に教育専門職だと考えています。本報告では、インクルージョンを推進する教育専門職の力量形成について、人間関係トレーニングや社会教育学のちからをかりながら、現段階での私の考えを発表したいと思います |