研究活動 定例研究会
2004年度 第1回定例研究会
日程 | 2004年12月16日(木) 16:30~ |
会場 | 南山大学 D棟4階 D43教室 |
発表者 | 金田 裕子 講師(当センター研究員) |
タイトル | 「学校を変えるということ:教育学研究者によるアクション・リサーチの事例から」 |
内容等 | 今日、教育学の領域において、臨床教育学、教育臨床学など「臨床」という名を冠した新しい講座や科目が次々に開講されている。子どもや学校をめぐる諸問題が噴出する今日、教育学がそうした問題にどのように関わるのかということが問われているといえよう。しかし教育学における「臨床」の意味は、医学や心理学の領域ほど明確ではない。そこで、実際の学校現場で参与観察を行う教育研究の中で、1940年代にクルト・レヴィンが考案したアクション・リサーチによる研究を参照し、「臨床的」な学校改革の方向性と教育学研究者の役割を探ってみたい。 |