研究活動 定例研究会
南山大学人間関係研究センター 10周年記念事業
2000年4月の南山大学人間関係研究センター開設から丸10年が過ぎました。
私たちの活動の核には、人間関係のプロセスを見つめること、そしてそのプロセスから学ぶラボラトリー方式の体験学習の考え方があります。民主的な風土づくりをめざした社会変革のワークショップの中から、ラボラトリー方式の体験学習は誕生しました。その考えは、個人の成長から組織風土の変革に至るまでひろく影響を与えています。
センター設立10周年記念事業として、体験学習の将来を多くの皆様方と語り合う対話の場のワークショップを開催することにしました。そのために、ワールド・カフェやOST(Open Space Technology)といったホールシステムアプローチによる多様な人々の対話の場を創り出すことに挑戦したいと考えています。参加者一人ひとりから社会変革に向けての新しいエネルギーが生まれることを期待しています。また、そのエネルギーが変革の種となり、本センターをはじめ多くの人々と新たなかかわりが生まれ、つながりとなって、その種が成長し花開くことを願っています。 ぜひ多くの方々のご参加をお待ちしております。 南山大学人間関係研究センター長 津村 俊充
当日にファシリテーターには、西村勇也氏とBob Stilger氏をお迎えして、一日のワークショップを開催する予定です。
日程 | 2010年11月28日(日) 9:00受付開始 9:30開始 18:00終了予定 ≪スケジュール≫ 9:00 受付:コパン(学生会館)2階 “Buono” 入口 9:30 Start 於:コパン(学生会館)2階 “Buono” 13:40 昼食 於:コパン(学生会館)2階 “Buono” 13:40 Start 於:D棟5階 D51教室 |
会場 | 南山大学 名古屋キャンパス 名古屋市昭和区山里町18 |
発表者 | 【ファシリテーター】 ●西村勇也(にしむら ゆうや)氏 ダイアログBar 主宰/代表 ブログ:http://positivelearning.seesaa.net/ 大阪大学大学院にて人間科学(Human Science)の修士を取得。研修ベンチャー企業、(財)日本生産性本部メンタルヘルス研究所 を経て、08年4月より『ダイアログBar』の活動を開 始。2年間で22回の「対話の場」を設け、約1000人が参加。現在は、ファシリテーター&プロセスデザイナーして、組織変革、ESD Education for Sustainable Development)、地域活 性、ソーシャルイノベーション、デザイン、などの分野で活動。2009年12月より、The Berkana Instituteと恊働し、多数のメンバーと共にArt of Hosting in Japanを始めとした国内プ ロジェクトを運営。対話の場づくり、変革のプロセスデザイン、コミュニティ構築に取り組む。 著書:「ワールド・カフェの準備と手順マニュアル」(下記よりダウンロード) http://kokucheese.com/event/index/1472/ ●Bob Stilger(ボブ・スティルガー) 氏 The Berkana Institute 共同代表 BobStilger 氏は、The Berkana Institute の共同代表として、世界中のNGO、コミュニティをリーダーシップとコミュニティ強化の面から支援してきました。また、California Institute of Integral Studies (CIIS/カルフォルニア統合学研究所)では、Leading Change の博士号を取得し、変化を導くプロフェッショナルとして北米を拠点に、南アフリカ、ジ ンバブエ、ブラジル、インド、を中心に活動しています。対話のホストであり、ファシリテーター、コンサルタント、コーチ、ティーチャー、スピーカーとして様々な形で活動してきて います。 http://www.collectivewisdominitiative.org/files_people/Stilger_Bob.htm |
タイトル | 体験学習の未来を“対話”を通して創造する |
内容等 | ・話題提供:ラボラトリー方式の体験学習の誕生とこれまで(津村センター長) 【参加資格】 どなたでもご参加いただけます。これまでに南山大学の人間関係研究センターでラボラトリー方式の体験学習の講座に参加された方には、たくさん集まっていただきたい と考えています。 【定 員】 50名(お申込み順) 【参加費】 1,000円(昼食費込み) ※当日受付にてお支払いください。キャンセルの際は事前にご連絡ください。1週間前よりキャンセル料1,000円が発生します。 |