公開講演会
2018年度 第1回公開講演会
演題 | 生成的なリーダーシップと対話型組織開発 |
講師 | ジャーヴァス・ブッシュ氏(Gervase Bushe Ph.D.) |
日程 | 2018年7月13日(金)17:00~19:00 ※受付開始 16:30~ |
会場 | 南山大学 D棟地下1階 DB1教室 |
チラシ | |
定員 | 300名 |
参加費 | 無料 |
概要 | 「対話型組織開発」という考え方は、2009年の論文(「応用行動科学研究(The Journal of Applied Behavioral Science)」に掲載され、その年のダグラス・マクレガー賞を受賞)で、ジャーヴァス・ブッシュとロバート・マーシャクによって提唱されました。それ以降、組織開発のさまざまな新しい実践、たとえば、アプリシエイティブ・インクワイアリー、オープン・スペース・テクノロジー、ワールド・カフェなどが成功する、ベースとなる理論やプロセスを見出してきました。「対話型組織開発」というラヴェルは、より伝統的な「診断型組織開発」の実践との対比で用いています。彼らは、対話型組織開発は複雑性科学と解釈主義的社会科学の考え方に基づいており、それらをリーダーシップや組織化、変革の問題に適用することの重要性を提唱しています。彼らの画期的な本である「対話型組織開発―転換的な変革の理論と実践」(邦題は仮、英治出版より翻訳本が出版予定)では、新しい組織開発を導く理論家や実践家による著作が掲載されています。この本は、21世紀における、成功する組織開発の実践に向けた、ワクワクするような新しいビジョンをもたらします。今回の公開講演会では、敏速な組織の転換的変革のための基本的な必要条件と、その変化の過程でのリーダーやコンサルタントの役割について、ブッシュ氏から話題提供がされます。 |
講師プロフィール | カナダ、バンクーバーにある、サイモンフレーザー大学ビジネススクールの教授。専門はリーダーシップと組織開発。組織の構造や文化、プロセスを、指示コントロール型から、より協働的なありように転換していく過程の実践と研究に30年以上携わっている。100以上の論文と3冊の本を出版し、著書「クリアー・リーダーシップ」は6か国語に翻訳されている。彼は、組織の変革にアプリシエイティブ・インクワイアリーを実施する研究で国際的に知られている。2017年のイギリスのHRマガジンでは、世界に影響を与えた人物として彼を第7位に挙げている。 |