活動紹介
2026年7月9日(木)主催講演会を開催しました
| タイトル | ノースウッズ 生命を与える大地 |
|---|---|
| 講師 | 講師: 大竹英洋氏(自然写真家) ファシリテーター: 戸田由紀子氏(南山大学外国語学部教授) |
| 主催 | 南山大学アメリカ研究センター |
| 共催 | 外国語学部英米学科 |
| 日時 | 2026年7月9日(木)11:05~12:45 |
| 場所 | 南山大学 フラッテンホール |
| ポスター | |
| 備考 | 2026年7月9日(木)、南山大学アメリカ研究センター創立50周年記念事業として、自然写真家・大竹英洋氏を講師に迎え、講演会「ノースウッズ 生命を与える大地」を開催しました。外国語学部英米学科との共催で実施された本講演には、多くの学生・教職員に加え、一般の方々にもご参加いただきました。 大竹氏は、北米の湖水地方「ノースウッズ」に25年以上通い続け、広大な原生林や野生動物、人々の暮らしを撮影してきた自然写真家です。講演では、美しい写真や映像を交えながら、自身が写真家を志すきっかけとなった経験や、「自分にしかできないこと」を追い求めて歩んできた軌跡について語られました。また、四季の移り変わりだけでなく、数十年単位で繰り返される森林の再生や山火事の役割など、ノースウッズの生態系の営みについて解説し、人間中心の視点では捉えきれない自然の姿を紹介しました。さらに、植民地化によって先住民や自然環境が受けた影響、それらを守るために先住民コミュニティが取り組んできた活動、そして世界遺産「ピマチオウィン・アキ(Pimachiowin Aki)」についても取り上げ、自然と文化を一体として守ることの重要性を伝えました。あわせて、写真は美しい景色を写すだけではなく、その土地に息づく人々や文化、歴史、生き物たちとのつながりを伝えるものであり、「当たり前」と思い込んでいる人間中心的なものの見方を問い直すことの大切さが語られました。 学生からは、「『私たちが森を見ているのではなく、森の生き物たちが私たちを見ている』という言葉が印象に残り、自然を人間中心ではなく一つの生命の世界として見る視点を学んだ」「写真は記録ではなく、その土地や人々の物語を伝える表現なのだと知り、世界の見方が広がった」「夢は待つものではなく、自分で行動してつかむものだと感じた」といった感想が寄せられました。多くの学生にとって、自然との関わり方や物事を見る視点を見つめ直すとともに、自らの将来や生き方について考える貴重な機会となりました。 |