研究活動 活動報告
(共催)「文明動態学研究センター キックオフ・シンポジウム(岡山大学社会科学文化研究科)」実施
2019年02月21日
岡山大学大学院社会文化科学研究科文明動態学研究センターのプロジェクトのキックオフ・シンポジウムに共催します
[日時]2019年2月21日(木)、13:00~17:30
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[会場]岡山大学自然科学研究科棟 2階大講義室
[主催]岡山大学大学院社会文化科学研究科文明動態学研究センター
[後援]岡山県・岡山県教育委員会、総社市・総社市教育委員会
[共催]国立歴史民俗博物館、南山大学人類学研究所、岡山大学URA執務室
[プログラム]
・開会挨拶
・パート1:「考古学を超えて」欧州との共同プロジェクトBEyond ARCHAEOlogyの始動
「伝統的考古学と理化学的分析の融合に向けて」
エリアーノ・ディアナ(トリノ大学)
「発掘調査法の日欧比較の場としての鳶尾塚古墳」
ダニエレ・ペトレラ(国際考古学人類学研究所)
「学際的・国際的共同研究による古代吉備研究の可能性」
清家章(岡山大学)
コメント・質疑
・パート2:文明動態学研究センターの視座
「歴史資料のデジタル化による学際的研究プラットフォームの構築」
後藤真(国立歴史民俗博物館)
「暴力・文明・哲学:学際的アプローチ」
中尾央(南山大学人類学研究所)
コメント・質疑
・閉会挨拶
[お問い合わせ先]
リンク:文明動態学研究センター
岡山大学大学院社会文化科学研究科
教授 松本直子
TEL・FAX:086-251-7519
E-mail:naoko_m@
※@の以下にcc.okayama-u.ac.jpを付加してください。
[報告]
本シンポジウムは岡山大学大学院社会文化科学研究科に新設された文明動態学研究センターのキックオフ・シンポジウムである。今後,人類学研究所とも連携を進めていくため、人類学研究所からは中尾准教授が参加し、発表と討議を行った。
シンポジウムの前半は文明動態学研究センターでの中核事業の一つとなるBE-ARCHAEOプロジェクト(代表はイタリアのトリノ大学で,欧州6研究期間・企業と岡山大学の共同プロジェクト)の概要と目指す方向性が紹介され、後半において今後の連携と展開についての発表が行われた。中尾准教授はこの後半で「Violence, civilization, and philosophy: A transdisciplinary approach」というタイトルで発表し、考古学、進化学、哲学による共同研究の成果について議論を行った。当日の参加者人数は約110名であった。
中尾准教授の発表 | 会場の様子 |