研究活動 活動報告
新学術研究領域『出ユーラシアの統合的人類史学:文明創出メカニズムの解明』
2019年11月09日
新学術研究領域『出ユーラシアの統合的人類史学:文明創出メカニズムの解明』(2019~2023年度)
2019年10月15日更新
A01班「人工的環境の構築と時空間認知の発達」および総括班分担者:後藤明
A03班「集団の複合化と戦争」分担者:渡部森哉
C01班「三次元データベースと数理解析・モデル構築による分野統合的研究の促進」代表および総括班分担者,事務局担当:中尾央
南山大学人類学研究所所属の3名が参画して申請した,新学術領域研究『出ユーラシアの統合的人類史学:文明創出メカニズムの解明』(領域代表:松本直子,岡山大学大学院社会文化科学研究科・文明動態学研究センター)が2019年度に採択され,プロジェクトが始動しました.このプロジェクトでは,考古学・人類学が中心となって関連分野と連携し,ユーラシア大陸を出たヒトが日本,オセアニア,アメリカ大陸において独立に文明を創出したメカニズムを解明することを目的としています.本研究所からは後藤明(A01班および総括班),渡部森哉(A03班),中尾央(C01班,総括班および事務局)が参画し,プロジェクトを進めています.
特にC01班では形ノ理:モノが語る物語というセミナーシリーズを企画しており,主に若手の研究者をお呼びして,年数回のセミナーを開催していく予定です.
2019年度
▶形ノ理:モノが語る物語 第1回目セミナー ⇒終了
日時:2019年10月5日(土)14:00-17:00@南山大学B棟44番教室
発表:平川ひろみ(鹿児島国際大学/同志社大学文化遺産情報科学調査研究センター)「考古学を再考する―民族考古学・認知考古学・考古科学から」
▶形ノ理:モノが語る物語 第2回目セミナー
日時:2019年11月9日(土)14:00-17:00@鹿児島国際大学
講師:金田明大(奈良文化財研究所)「考古遺物三次元測定のハンズオン・セミナー」
▶新学術研究領域『出ユーラシアの統合的人類史学:文明創出メカニズムの解明』第二回全体会議
日時:2020年1月11日(土)-2020年1月12日(日)@南山大学S棟22番教室
▶形ノ理:モノが語る物語 シンポジウム『人工(遺)物の三次元計測と幾何学的形態測定の理論と実践』
日時:2020年1月25日(土)@九州大学椎木講堂第一講義室
発表①:三中信宏(国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構・東京農業大学)
発表②:松木武彦(国立歴史民俗博物館)
発表③:田村光平(東北大学学際科学フロンティア研究所)
発表④:瀬口典子(九州大学大学院比較社会文化研究院)
発表⑤:野下浩司(九州大学大学院理学研究院)