研究活動 活動報告
人類学研究所設立70周年記念シンポジウム「人類研の歩みと人類学の未来」
2019年12月07日
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どなたでも無料でご参加いただけます。ご参加されます場合は、事前に〈受付フォーム〉よりご連絡いただけますと幸いです。
特に懇親会(無料)へのご参加は、11月30日(土)までにご登録ください。それを過ぎてのご参加希望は、メール(ai-nu@ic.nanzan-u.ac.jp)からお問い合わせをお願いいたします。
人類学研究所設立70周年記念事業関連
人類学研究所設立70周年記念シンポジウム「人類研の歩みと人類学の未来」
日時 2019年12月7日(土)
シンポジウム:13:30~17:30(開場13:00)
懇親会:18:00~20:00
会場 シンポジウム:南山大学S棟・S21教室
懇親会:南山大学S棟3階 BISTRO CEZARS
主催 南山大学人類学研究所
共催 中部人類学談話会
プログラム 司会:宮脇千絵(南山大学・准教授/人類学研究所・第一種研究所員)
13:30 学長挨拶 鳥巣義文(南山大学・学長)
13:35 趣旨説明 渡部森哉(南山大学・教授/人類学研究所・所長)
13:40 「ドイツ語圏人類学におけるP・W・シュミット」
山田仁史(東北大学文学部・准教授)
14:25 「Missionary and Anthropologist, a Contradiction?」
クネヒト・ペトロ(南山大学・元教授/人類学研究所・元所長)
15:10 休憩
15:30 「人類研の目指したもの、そして目指すべきもの」
後藤明(南山大学・教授/人類学研究所・第二種研究所員)
16:00 コメント 伊藤亜人(東京大学・名誉教授)
16:20 休憩
16:30 総合討論
17:30 閉会のあいさつ 吉田竹也(南山大学・教授/人類学研究所・第二種研究所員)
18:00 懇親会(無料)
開催趣旨
南山大学人類学研究所は、1949年に南山大学創立と同時に設立され、今年で70周年を迎えます。本シンポジウムでは、当研究所の設立と関わりの深いP・W・シュミットの功績、カトリック神言会の活動と人類学の接点、さらに当研究所が目指したものと今後について報告します。日本の人類学創成期において「総合人類学」を目指し、その発展の一翼を担った人類学研究所の歩みと、人類学が目指すべき未来について、一緒に考えてみませんか。
報告
2019年12月7日に、南山大学人類学研究所設立70周年を記念したシンポジウムを開催しました。山田仁史氏には、人類学研究所の設立と大きな関わりのあったW・シュミットの功績および現在それをいかに評価できるのかについてお話いただきました。続くクネヒト・ペトロ氏は、日本での人類学の学びと宣教師としての活動、そのなかで出会った人類研での仕事についてお話いただきました。後藤明氏には、これまでの人類研の歴史を振り返るとともに、2010年に所長に就任してからの活動についてご紹介いただきました。伊藤亜人氏からは、ミッショナリーと人類学の関係や日本における人類学教育の可能性についてコメントいただきました。
当日は、南山で人類学を学んだ卒業生なども含め約90名の方にお越しいただきました。