研究活動 活動報告
「人類学フェスティバル」2020★オンライン
2021年01月09日
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「人類学フェスティバル」2020★ONLINE
[日時]2021年1月9日(土)、10:30~16:15
[会場]Zoom Webinar、Zoom Meeting
[主催]南山大学人類学研究所
[共催]南山大学人文学部人類文化学科・外国語学部アジア学科・中京大学現代社会学部
(コーディネイト:岡部真由美・藤川美代子・宮脇千絵)
[内容]
毎年恒例の人類学フェスティバル、今年はオンラインで開催です。人類学研究所と人文学部人類文化学科、外国語学部アジア学科、中京大学現代社会学部そして南山大学チャレンジプロジェクト産学連携企画に携わる学生たちが共同で運営するイベントです。今年は大学・ゼミを越えた交流となります。一般公開の企画もありますので、ぜひご参加ください。
[プログラム]
1.「星空人類学2020:アンソロポリウムの試み」Presented by 後藤明ゼミ(人類文化学科/人類学研究所)
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毎年大好評のプラネタリウムをオンラインでお楽しみいただけます。展示、惑星チョコづくりの動画とともに60分間お楽しみください。
[時間]1回目:11:40~12:40、2回目:15:10~16:10(同じ内容です)。どなたでもご視聴いただけます。
視聴後のご質問・ご意見・コメントは次のメールにお送りください。担当者よりご回答いたします。
langamare★gmail.com (★を@に変えてください)
2.南山大学チャレンジプロジェクト産学連携企画「エチオピアと日本の食文化をつなぐポン菓子」Supported by 石原美奈子(人類文化学科/人類学研究所)
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両国の食文化を融合したポン菓子作りについて、現地の祭りや学生へのインタビュー動画等も交え、30分間発表をします。
[時間]13:50~14:20。どなたでもご視聴いただけます。
3.「ポスター発表&交流会」Presented by 藤川美代子ゼミ(人類文化学科/人類学研究所)、宮沢千尋ゼミ、上峯篤史ゼミ(以上、人類文化学科)、張玉玲ゼミ(アジア学科/人類学研究所)、岡部真由美ゼミ(中京大学現代社会学部)
各ゼミの3年生が、卒論に向けた成果をポスターで発表し、それをもとにオンラインで交流をおこないます。(一般には非公開です)
[視聴方法]
「星空人類学2020」と「エチオピアと日本の食文化をつなぐポン菓子」を視聴希望される方は、下記より事前受付をお願いします。受付された方に、Webinarの招待状をお送りします。受付締切:1月9日15時。
(受付フォーム:https://regist.nanzan-u.ac.jp/regform/regist/jinruiken_reception/fes0109)
プログラム(クリックで拡大)
報 告:
今年度の人類学フェスティバルは、初のオンラインでの開催でしたが、無事に終了しました。
1.「星空人類学2020:アンソロポリウムの試み」Presented by 後藤明ゼミ(人類文化学科/人類学研究所)
後藤ゼミの学生が3グループに分かれて動画作成、動画配信をおこないました。プラネタリウム解説班は南山大学の空から出発し北海道と沖縄、ポリネシアとインカの星空を映し出し、美しいナレーションで解説してくれました。ワークショップ班は、七夕にかかわる逸話や名古屋近郊の神社を紹介してくれました。展示班は、惑星を象ったチョコレートを作成し、少し早いバレンタインとして後藤先生にプレゼントをする演出。コロナ禍にあって学生たちが創意工夫しながら取り組んだ成果を、76名の方(2回開催ののべ人数)が視聴してくれました。
2.南山大学チャレンジプロジェクト産学連携企画「エチオピアと日本の食文化をつなぐポン菓子」Supported by 石原美奈子(人類文化学科/人類学研究所)
エチオピアと日本の食文化からSDGsに取り組む学生グループが成果発表をおこなってくれました。コロナ感染拡大により、予定していたエチオピア渡航は叶わなかったとのことですが、家田製菓さんとのコラボレーションで、エチオピアの人々が好む味付けのポン菓子の開発し販売をおこなっています。35名の方々が視聴してくれ、ポン菓子に加工可能なエチオピアの穀物についてなど活発な質疑応答もおこなわれました。今後の活動にも期待です。
3.「ポスター発表&交流会」Presented by 藤川美代子ゼミ(人類文化学科/人類学研究所)、宮沢千尋ゼミ、上峯篤史ゼミ(以上、人類文化学科)、張玉玲ゼミ(アジア学科/人類学研究所)、岡部真由美ゼミ(中京大学現代社会学部)
各ゼミの3年生が卒論に向けた研究内容をポスターにまとめ、それをもとに大学、ゼミを超えての質疑応答をおこないました。セッションごとに司会や議事録も学生が担当し、画面ごしではあったものの活発な議論が展開されました。ふだん聞くことのない他の学生の発表は、それぞれ個性豊かで、互いに良い刺激になったのではないでしょうか。一般には非公開でしたが、学生64名、教員9名の参加となりました。