研究活動 2021-2025年度
(共催)ギャラリートーク「海と空の人類学」
2025年03月22日
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(共催)ギャラリートーク「海と空の人類学」
日 時:2025年3月22日(土) 14:00 ~ 15:30
会 場:南山大学人類学博物館
主 催:南山大学人類学博物館
共 催:南山大学人類学研究所
*入館無料・事前申し込み不要です。
プログラム:
14:00 ~ 15:00 後藤明(南山大学人類学研究所特任研究員)によるギャラリートーク
15:00 ~ 15:30 参加者との質疑応答(司会:高柳ふみ/南山大学人類学研究所第一種研究所員)
趣 旨:
南山大学人類学博物館において、2025年2月21日(金)より4月12日(土)まで、企画展「フィールドワークの軌跡 - 人類学者・後藤明コレクションより」を開催します。本展では、後藤明氏が東南アジアとオセアニア諸国における長年の調査・研究の過程で蒐集し、人類学博物館へと寄贈された考古・民族誌資料を展示します。会期中の2025年3月22日(土)に後藤氏によるギャラリートークを行い、調査時のエピソードとともに資料をご紹介いただきます。
報 告:
南山大学人類学博物館において企画展「フィールドワークの軌跡 - 人類学者・後藤明コレクションより」(会期2025年2月21日(金)より4月12日(土)まで)を開催した。本展では、後藤明氏が1990年代から2000年初頭にかけて、東南アジアとオセアニア諸国で行った調査・研究の過程で蒐集し、人類学博物館へと寄贈した考古・民族誌資料コレクションの一部を展示した。ギャラリートークでは、後藤氏が、研究概要および調査時のエピソードとともに資料を紹介した。例えば、ソロモン諸島マライタ島の貝貨や、インドネシアのマレ島の土器などの資料をもとに、モノの製作過程における作り手の身体や認知、社会・経済的等の要因などについて解説を行った。また、後藤氏が調査にて撮影した8ミリフィルム映像のダイジェスト版の上映も行った。トーク後には、活発な質疑応答が行われた。参加者からは、モノづくりにおけるジェンダーロールの変容、土器材料となる資源獲得をめぐる問題などの質問があり、登壇者から解説があった。参加者は、学生、研究者、多数の一般参加者をあわせ67名であった。(文責:高柳ふみ)
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