研究活動 2021-2025年度
(共催)講演会・コンサート 「世界無形文化遺産 南音と古琴の世界を訪ねるー中和の美を求めて」
2025年06月14日
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(共催)講演会・コンサート
「世界無形文化遺産 南音と古琴の世界を訪ねるー中和の美を求めて」
日 時:2025年6月14日(土) 15:00 ~ 16:30 (14:30開場)
会 場:南山大学R棟1階 フラッテンホール
主 催:南山大学外国語学部アジア学科
共 催:南山大学人類学研究所
プログラム:
15:00:開会挨拶(稲垣和也南山大学教授)
15:05:講演・演奏(通訳あり)
蔡雅艺
陳思来
王維
16:15:質疑応答
16:30:終演
司会 張玉玲(南山大学教授)
演奏曲:
広陵散 (古琴)
陽関三叠(古琴と簫)
梅花操 (南音)
望明月 (南音)
酔落花 (打楽器と琵琶)
※翌6月15日(日)10:30~12:00 R棟65教室にて「古琴に触れてみよう」ワークショップも開催。
いずれも一般公開で、参加無料、申し込み不要。
趣 旨:
儒家思想では、「中和」を「美」としており、喜怒哀楽などの感情を現す際にも、一定の節度、すなわち「中和」の境地を保つことが重んじられてきた。「楽は即ち天地の調和である」。この「中和の美」は、南音や古琴に代表される中国の伝統音楽の技法においても見事に表現されている。天地の間にいる「人間」は、この和をもって変化する万物に対応する者なのである。世界各地で自然災害が増え、戦火もいまだに消えない今、「和」についてじっくり考えなおすきっかけとなればと願う。
南音と古琴は、ユネスコの「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に登録された中国伝統音楽である。