研究活動 2021-2025年度
第1回公開講演会「パプアニューギニアの新聖人- 戦前・戦中・戦後 80 年のその先へ -」
2025年10月21日
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第1回公開講演会「パプアニューギニアの新聖人- 戦前・戦中・戦後 80 年のその先へ -」
日 時:2025年10月21日(火)、17:30〜19:05
会 場:南山大学南山宗教文化研究所・人類学研究所1階会議室およびZoom
主 催:南山大学人類学研究所
プログラム:
17:30 「挨拶」渡部森哉(人類学研究所・所長)
17:35 「パプアニューギニアの新聖人-戦前・戦中・戦後 80 年のその先へ-」小坂恵敬(人類学研究所・非常勤研究員)
18:35 「コメント」藤原久仁子(甲子園大学・准教授)
「質疑応答」
19:05 閉会
参加登録
ご参加いただくには事前登録が必要です。下記のURLまたはQRコードからお申込ください。
(締切:10月21日17時30分 )
https://app.nanzan.ac.jp/regform/regist/univ/jinruikenreception/jinruiken251021
*自動返信されるメールにzoomの案内があります。
趣 旨:
ローマ・カトリック教会の教皇レオ十四世はこの10月19日、史上初めてパプアニューギニアの現地民ピーター・トロットを列聖した。聖人は当該社会のありようを反映するといわれる中、今後のトロットへの崇敬の展開には、彼が出自とするトーライ社会やパプアニューギニア、さらにローマ・カトリック教会を通したグローバルな動きが映し出されていくだろう。本講演では、聖人トロットへの崇敬の今後を見据える為に、太平洋戦争前に生まれた彼が日本軍によって戦中に殉教者となり、その後に列福、さらには戦後80年となる今年に列聖へと至った過程について、トロットが出自とするトーライ社会の民族誌を背景に検討する。