南山大学人類学博物館

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特別展「カタコンベ研究の世界」

2019.11.09

 この展示は、もともと西南学院大学博物館で開催されていました。そこでの展示品の中には、教皇庁認可神学部図書館の所蔵する16世紀の貴重書等が含まれており、南山大学人類学博物館と神学部図書館および本学図書館とが協力しながら、今回の展覧会を開催しております。

 本展の目的はカタコンベの紹介もさることながら、カタコンベ研究の開拓者アントニオ・ボージオ、キリスト教考古学の父G・B・デ・ロッシ、カタコンベ壁画研究の先駆者ヨーゼフ・ヴィルペルトの図書資料を中心に展示しています。かれらの著書が全て神学部図書館に所蔵されていることも本展の見どころと言えるでしょう。

 みなさまに、古代ローマの地下世界の普遍的な魅力と、これに真摯に向かい合う内外の研究者の姿に触れていただければと思います。

 なお、西南学院大学博物館での展示は、「研究室訪問シリーズ」として企画されたもので、その第1回としてカタコンベを研究されている山田順准教授の研究成果が展示されていました。11月30日にはその山田順准教授によるギャラリートークも開催されます。以下、詳細をご確認の上、奮ってご参加くださいませ。

                 

会期:2019年11月11日(月)~ 12月7日(土)

場所:南山大学 R棟地下1階 南山大学人類学博物館展示室 

                 

★ギャラリートーク★

講 師:山田 順氏 (西南学院大学国際文化学部准教授)

日 時:11月30日(土)13:30 ~ 15:00

会 場:南山大学人類学博物館

申込み:不要

参加費:無料

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