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〔対面開催〕2024年度 パーソンセンタード・アプローチ・ワークショップ<フォーカシング>※開催終了
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「人間尊重の心理学」を体験的に学ぶ
担当者 |
加藤敬介(堀クリニック) 竹田悦子(労働衛生コンサルタント事務所オークス メンタルヘルス室) |
概要 | フォーカシングとは、パーソンセンタード・アプローチの創始者であるアメリカの臨床心理学者カール・ロジャースのもとで心理療法を学び、共に研究を展開していたアメリカの哲学者で心理療法家でもあるユージン・ジェンドリンによって開発されたアプローチです。 主な特徴としては、身体的にも実感できるが、はっきりと概念としては言葉にできないような感覚である、フェルトセンスに注意を向けかかわっていくことが挙げられます(詳細はテキストp.83~の第3章を参照ください)。このような感覚は実は日常生活にもありふれていますが、ワークを通して体験的に実感する方が理解しやすいものです。フォーカシングではそのようなフェルトセンスとのかかわりを通して、自他を理解したり、自身の次なる一歩や自身にとっての意味を探求したりすることを展開していきます。本ワークショップでは、フォーカシングで重視されるフェルトセンスを体験的に理解することをはじめの一歩として、さらに、フェルトセンスを活用した自己理解や他者理解について体験的に学ぶことを目的としています。心理療法の中で開発された方法ですが、心理臨床家に限らず、先述のフェルトセンスを通した自己理解や他者理解を活かそうとされる教育関係者、対人援助職者、養育者、企業関係者などを本ワークショップのターゲットと考えています。 フォーカシングは上記の特徴がありながらも、パーソンセンタード・アプローチで重視される人間尊重のありようや姿勢を基盤としています。そのため、既に予定されている<ベーシック>を修了していることを前提としてプランニングされています。 |
日程 | 2024年11月9日(土)10:00~17:00 11月10日(日)9:30~17:00 |
定員 | 30名 |
参加資格 | パーソンセンタード・アプローチ・ワークショップ<ベーシック>を修了していることが前提となります。(The International Focusing Instituteの資格(TNTやTRなど)を取得されている方も参加可能ですので、申込時にお申し出ください。) |
会場 | 南山大学D棟 |
受講料 | 18,560円〈税込〉 ※パーソンセンタード・アプローチ・ワークショップ<ベーシック>にて使用したテキスト「傾聴の心理学:PCAをまなぶ」を当日お持ちください。 |
注意事項 | このワークショップは、治療を目的としておりません。自己理解・他者理解のためのエクササイズやワークを中心に展開してゆきます。その際、ペアやグループでの他のメンバーとの関わることも多々あります。現在、身体的あるいは精神的な治療のための通院やカウンセリングを受けておられる方、あるいはその必要のある方は、担当医師・カウンセラー等の同意を得て、お申し込みの際に同意を得たことをご連絡ください(ninkan-c@nanzan-u.ac.jp)。 |
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