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〔対面開催〕2024年度 パーソンセンタード・アプローチ・ワークショップ<アドバンス>パーソンセンタード・リスニング・トレーニング※開催終了
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「人間尊重の心理学」を体験的にさらに学ぶ
担当者 |
並木 崇浩(愛知淑徳大学学生相談室助教) 大島 利伸(南山大学附属小学校教諭) |
概要 | パーソンセンタード・アプローチとは、アメリカの臨床心理学者、カール・ロジャースが発展させた人間尊重のありようや姿勢をさします。ロジャーズは、当初、「クライエント中心療法」という今日のカウンセリングや心理療法の基礎理論を発展させましたが、のちに、そういった心理臨床の世界に留まらない、様々な場面での人間尊重の姿勢を重視するパーソンセンタード・アプローチを展開していきました。 パーソンセンタード・アプローチは、人は誰しも自分のもつ可能性を発揮したいという傾向(実現傾向)への信頼と、自分も相手も大切にするという自他尊重の関係性の探求が基本です。こういった考えは心理臨床家に限らず、教育者も、看護者も、グループやコミュニティでの実践者も大切な視点といえるでしょう。 このワークショップではパーソンセンタード・アプローチの基礎概念が理解されていることを前提として、その基礎概念をいかしたパーソンセンタード・リスニングを体験的に学ぶことを目的としています。2日間、自分と相手を味わうことを基盤とし、味わう中で生まれる実感を活用したパーソンセンタード・リスニングのそれぞれなりの手がかりをつかめればと思っています。 パーソンセンタード・カウンセリングについて学びたい心理臨床家、カウンセラー、人間中心の教育について学びたい教育関係者、子どもとの対話を深めたい親や養育者、対話ある職場をめざす企業関係者など、自分も相手も大切にした関係に関心を持つ方などをターゲットに考えています。 なお、このワークショップは<アドバンス>とあるように、既に予定されている<ベーシック>を修了していることを前提としてプランニングされています。この<アドバンス>としてのパーソンセンタード・リスニングでは、<ベーシック>での体験をふまえて、さらに傾聴についての理解を深めます。 |
日程 | 2024年10月5日(土)10:00~17:00 10月6日(日)9:30~17:00 |
定員 | 30名 |
参加資格 | パーソンセンタード・アプローチ・ワークショップ<ベーシック>を修了していることが前提となります。 |
会場 | 南山大学D棟 |
受講料 | 18,560円〈税込〉 ※パーソンセンタード・アプローチ・ワークショップ<ベーシック>にて使用したテキスト「傾聴の心理学:PCAをまなぶ」を当日お持ちください。 |
注意事項 | このワークショップは、治療を目的としておりません。自己理解・他者理解のためのエクササイズやワークを中心に展開してゆきます。その際、ペアやグループでの他のメンバーとの関わることも多々あります。現在、身体的あるいは精神的な治療のための通院やカウンセリングを受けておられる方、あるいはその必要のある方は、担当医師・カウンセラー等の同意を得て、お申し込みの際に同意を得たことをご連絡ください(ninkan-c@nanzan-u.ac.jp)。 |
申込フォーム | こちらの受付フォームよりお申し込みください。 お申込み前に【対面講座共通☆感染症予防や健康管理について】を必ずご確認ください。 |