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第9回社会倫理研究奨励賞受賞記念講演会
2016年02月23日
社会倫理研究所 第9回社会倫理研究奨励賞受賞記念講演会開催のお知らせ
下記の通り講演会を開催致しますので、ご案内申し上げます。 参加は自由(無料)です。 出席されます場合は、事前に下記連絡先までご連絡いただけると幸いです。当日参加でも結構です。
日時 | 2016年3月14日(月) 15:00~(14:30開場) | ポスターを見る |
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場所 | 南山大学 名古屋キャンパス 本部棟3階第3会議室 アクセスについてはこちらをご利用下さい。 |
演題 | 依存症研究のために倫理学ができること―依存症理解における規範的統制原理の重要性 |
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報告者 | 佐々木 拓(ささき・たく)(大谷大学文学部哲学科任期制助教/第9回社会倫理研究奨励賞受賞論文著者) |
趣旨 | 第9回社会倫理研究奨励賞を受賞した「依存行動への責任を限定する―レヴィの自我消耗仮説と規範的統制原理の適用可能性―」(『倫理学年報』第64集、2015年3月30日、189-202頁)の著者、佐々木拓氏をお招きし、授賞式および受賞記念講演会を執り行います。受賞論文は、「依存症患者の責任帰属をめぐる問題に焦点を合わせ、従来の「道徳的行為者モデル」と「病気モデル」との二項対立を克服し、著者独自の「規範的統制原理適用可能性アプローチ」を提起しようとした意欲作」(受賞論文講評)であり、佐々木氏には、その先の展望を含めてお話しいただきます。 |
講演者紹介 | |
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佐々木 拓 | |
《略歴》 | 京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員、京都大学・立命館大学・龍谷大学・大阪教育大学等非常勤講師を経て、現在、大谷大学文学部哲学科任期制助教。 |
《専門領域》 | 依存症の倫理学、現代自由意志論、17-8 世紀イギリス道徳哲学 |
《主要著書》 | 「ロック哲学における動機づけの力―幸福、欲求、そして落ちつかなさ―」『哲学研究』第596号、京都哲学会、2013年、46-69頁。 「依存の責任論―ヤッフェの補償負担説と脳神経科学的依存理解」『倫理学年報』第62集、日本倫理学会、2013年、239-253頁。 |
審査員賞 |
居永 正宏「フェミニスト現象学における「産み」をめぐって―男性学的「産み」論の可能性―」(『女性学研究』第22号) 佐藤 靜「ケアする責務と応答責任―プラグマティックな当為の位置づけをめぐって―」(『倫理学年報』第64集) |
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選定委員長 | 野家啓一(東北大学名誉教授) |
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主催 | 南山大学社会倫理研究所 |
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連絡先 | 南山大学社会倫理研究所 〒466-8673 名古屋市昭和区山里町18 Tel: (052)832-3111(内線3413,3414) Fax: (052)832-3703 E-mail: ise-office@ic.nanzan-u.ac.jp |