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社倫研トークラボ#4「森と人間」
2023年07月05日
社倫研トークラボ#4「森と人間」開催のお知らせ
下記の通り開催致しますので、ご案内申し上げます。どなたでも事前登録なしで参加していただけます(無料)。ふらりとお立ち寄りください。また、完全に蓋の閉まる密閉容器(ペットボトル、水筒など)は持ち込み可能です。
日時 | 2023年8月1日(火) 16:30~18:00 | ポスターを見る |
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場所 | 南山大学ライネルス中央図書館1階 NANTOルーム | |
テーマ | インドにおける住民参加型の持続可能な森林管理 | |
シリーズ趣旨 | 社会倫理に関する研究交流の場「社倫研トークラボ」では、社会倫理に関わるさまざまな領域の研究者を学内外から招き、さまざまな人たちの行き交うオープンな場所で、社会倫理に関わる議論をざっくばらんに行うことを試みる。社倫研の探究キーフレーズ「そこから語る、問う、考える」を体現するような〈トークを通じた研究〉を目指し、名称を「トークラボ」とする。 |
ゲスト | 長濱和代(ながはま・かずよ)(林業経済研究所 研究員/東京大学大学院農学生命科学研究科農学研究員) |
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プロフィール | 森林政策学や環境学を専門とし、林野庁林政審議会の委員や環境探究学研究会の理事も歴任。2022年に単著『ヒマラヤの森はなぜ守られたのか----インド・ウッタラーカンド州における森林パンチャーヤトの資源管理』(九州大学出版会)を出版し、地域住民による参加型森林管理のあり方を探求している。 |
概要 | 近年、日本における森と人間との関係は希薄になりつつある。かつての日本人にとって森は薪炭材や食糧を始め、生活に必要な様々な物資を提供してくれる存在だった。都市化と市場経済の発展を通じて、森の恵みは市場財によって代替され、少子高齢化と林業の不振も相まって、森は私たちの生活から切り離され、のっぺらぼうな〈遠い森〉へと化している。いま私たちは森とどのような関係を取り結べば良いだろうか。そして日本の森を〈遠い森〉から〈近い森〉へと変えていくにはどうしたら良いだろうか。今回のトークラボでは、インドヒマラヤのウッタラーカンド州における住民参加型の森林管理を長年調査・研究してこられた長濱和代さんをお招きし、これまでの研究成果をご紹介頂きながら、住民が主体となって自律的/持続的に森林管理をしていくにはどうしたら良いか、参加者の皆さんと一緒に議論してみたい。 |
企画責任者 | 篭橋一輝(かごはし・かずき)(社会倫理研究所第二種研究所員/国際教養学部准教授) |
主催 | 南山大学社会倫理研究所 |
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連絡先 | 南山大学社会倫理研究所 〒466-8673 名古屋市昭和区山里町18 E-mail: ise-office@ic.nanzan-u.ac.jp |
*本研究所主催イベントでは、記録のために写真撮影と録音を行なっております。 |