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社倫研トークラボ#2024-6「カトリックと社会」
2024年09月23日
社倫研トークラボ#2024-6「カトリックと社会」開催のお知らせ

下記の通り開催致しますので、ご案内申し上げます。どなたでも事前登録なしで参加していただけます(無料)。ふらりとお立ち寄りください。また、完全に蓋の閉まる密閉容器(ペットボトル、水筒など)は持ち込み可能です。
日時 | 2024年10月17日(木) 15:30~17:00 | ![]() ポスターを見る |
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場所 | 南山大学ライネルス中央図書館1階 NANTOルーム | |
テーマ | カトリック教会は社会問題にどのように関わってきたのか?:社会回勅の歴史と可能性 | |
シリーズ趣旨 | 社会倫理に関する研究交流の場「社倫研トークラボ」では、社会倫理に関わるさまざまな領域の研究者を学内外から招き、さまざまな人たちの行き交うオープンな場所で、社会倫理に関わる議論をざっくばらんに行うことを試みる。社倫研の探究キーフレーズ「そこから語る、問う、考える」を体現するような〈トークを通じた研究〉を目指し、名称を「トークラボ」とする。 |
ゲスト | 木内翔(きうち・しょう)(南山宗教文化研究所プロジェクト研究員/東海中学・高等学校教諭) |
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プロフィール | 近世・近代イギリス史、キリスト教思想史が専門。特に19世紀のイギリスで活躍した神学者ジョン・ヘンリ・ニューマンをはじめとする改宗カトリック知識人の動向を中心に研究している。また、イギリスのキリスト教思想史の研究と並行して、高校の社会科教員として教育活動にも携わり、高大接続の実践を積極的に行っている。 |
概要 | 1891年に教皇レオ13世によって発布された回勅「レールム・ノヴァ―ルム」は、極端な自由競争と社会主義の両方を排してカトリック教会の立場から規範となる社会像を提示し、カトリック教会が、同時代の社会へのコミットメントを強める契機となった。同回勅にはじまる社会問題へのカトリック教会の姿勢に言及した諸回勅は、社会回勅と呼ばれるが、社会回勅の思想は、社会改良を推し進める原動力となる一方、権威主義的な支配体制を正当化するイデオロギーとしても利用されることもあった。本報告では、保革という対立軸では把握できない複雑な構成を持ったカトリック教会の社会回勅の思想の歴史をどのように総括すべきなのか、また、社会回勅は現代にあってどのような意義を持つのか、参加者とともに考える。 |
企画責任者 | Winibaldus Stefanus Mere(ウィニバルドス・ステファヌス・メレ)(南山大学社会倫理研究所教授) |
主催 | 南山大学社会倫理研究所 |
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共催 | 科研費23K21876 |
連絡先 | 南山大学社会倫理研究所 〒466-8673 名古屋市昭和区山里町18 E-mail: ise-office@ic.nanzan-u.ac.jp |
*本研究所主催イベントでは、記録のために写真撮影と録音を行なっております。 |