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社倫研トークラボ#2025-1「制度と自律」
2025年03月18日
社倫研トークラボ#2025-1「制度と自律」開催のお知らせ

下記の通り開催致しますので、ご案内申し上げます。どなたでも事前登録なしで参加していただけます(無料)。ふらりとお立ち寄りください。また、完全に蓋の閉まる密閉容器(ペットボトル、水筒など)は持ち込み可能です。
日時 | 2025年4月17日(木) 15:30~17:00 | ![]() ポスターを見る |
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場所 | 南山大学ライネルス中央図書館1階 NANTOルーム | |
テーマ | 集団の自律性はどのように生まれるのか----豪州ランドケアの事例から考える | |
シリーズ趣旨 | 社会倫理に関する研究交流の場「社倫研トークラボ」では、社会倫理に関わるさまざまな領域の研究者を学内外から招き、さまざまな人たちの行き交うオープンな場所で、社会倫理に関わる議論をざっくばらんに行うことを試みる。社倫研の探究キーフレーズ「そこから語る、問う、考える」を体現するような〈トークを通じた研究〉を目指し、名称を「トークラボ」とする。 |
ゲスト | 篭橋一輝(かごはし・かずき)(南山大学社会倫理研究所第二種研究所員/国際教養学部准教授) |
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プロフィール | 専門はエコロジー経済学、環境学。自然の価値、代替可能性に関する研究を理論と実証の両面で行なっている。2023年9月から1年半、オーストラリア国立大学に研究留学し、ランドケアの調査と研究に従事。2024年3月に『水と大地の環境学----持続可能性の根を求めて』(晃洋書房)を上梓。日本版ランドケアのあり方と普及方法を探求中。https://www.kazuki-kagohashi.jp |
概要 | オーストラリア(豪州)では、1980年代からランドケア(Landcare)が発展し、ローカルレベルの環境を地域住民が自分たちの手で保全するという仕組みが出来上がっている。ランドケアでは地域住民が自発的にグループを結成し、それぞれの地域の文脈性に応じて自律的な保全活動が活発に展開されている。しかし、そのようなグループの自律性(autonomy)がどのように生み出され、維持されているかということはこれまで考察されてこなかった。本報告では、オーストラリアのランドケアの全体像や活動内容を紹介し、ローカルのランドケアグループの「自律性」を高めてきた制度的要因について検討する。その上で、参加者とともに日本版ランドケアの可能性や課題について考えてみたい。 |
企画責任者 | 奥田太郎(おくだ・たろう)(南山大学社会倫理研究所教授) |
主催 | 南山大学社会倫理研究所 |
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連絡先 | 南山大学社会倫理研究所 〒466-8673 名古屋市昭和区山里町18 E-mail: ise-office@ic.nanzan-u.ac.jp |
*本研究所主催イベントでは、記録のために写真撮影と録音を行なっております。 |