活動/イベント イベント情報
南山大学人類学研究所主催(社倫研協賛)映画上映会
2016年06月30日
南山大学人類学研究所主催(社倫研協賛)セルフ・ドキュメンタリー映画「抱く{HUG}上映会開催のお知らせ
下記の通り上映会を開催致します。参加は無料です。事前登録の必要はありません。
日時 | 2016年7月10日(日) 14:00~17:00 | |
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場所 | 南山大学 名古屋キャンパス R棟フラッテンホール アクセスについてはこちらをご利用下さい。 |
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プログラム | 14:00-14:05 趣旨説明:藏本龍介(南山大学人類学研究所) 14:05-15:15 『抱く{HUG}』上映(約70分) 15:15-15:30 休憩 15:30-16:20 トークセッション:海南友子(『抱く{HUG}』監督) 白井千晶(静岡大学教授) 16:20-17:00 意見交換会(フロアからの質問) |
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『抱く{HUG}』(ハグ)』紹介 |
「あなたを全力で守るから。だからどうか、無事に生まれてきてください。」 そう言って自分のおなかを優しく抱きしめる母。新しい命と、強く美しい母の愛が生まれる瞬間を捉えたドキュメンタリー。 監督は、これまで一貫して環境問題や逆境に生きる人々に焦点を置いた作品を発表してきた海南友子。次なる取材地に福島を選び、3.11直後に原発4キロ地点にまで肉薄して取材をしていた海南監督は、その矢先に妊娠していることに気づく。不妊治療の末、とうに諦めていた初めての妊娠だった。 水を飲み、大きく息を吸うたびに赤ちゃんへの影響が心配になる。福島で出会った母たちの苦しみが、そのまま自分のものとなる。そして、生まれてはじめて自分にカメラを向ける決心をする。 40歳での初めての出産、そして放射能の不安との闘いの日々。壮絶なつわり、緊急搬送されるまでの激痛。これは年齢のせいなのか、それとも放射能の影響なのか。取材を続けるべき?それとも? 監督は、迷い、苦しみながら自身にカメラを向け続ける。何もかもが変わってしまったこの世界で、母となる意味を記録する為にー。 ここに、ひとりの母親による心揺さぶる魂の記録が誕生した。 *『抱く{HUG}』オフィシャルサイト:http://kanatomoko.jp/hug/ |
講師1 | 海南 友子(かな・ともこ) |
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講師紹介 | 1971年 東京都生まれ。日本女子大学在籍中に、是枝裕和のテレビドキュメンタリーに出演したことがきっかけで映像の世界へ。卒業後、NHKに入局。報道ディレクターとしてNHKスペシャルなどで環境問題の番組を制作。2000年に独立。 |
講師2 | 白井 千晶(しらい・ちあき) |
講師紹介 | 静岡大学人文社会科学部社会学科・教授。リプロダクション(産み育て)の社会学が専門。社会と個人のありようを、家族をつくる・家族になる局面から研究する。共編著書『子育て支援-制度と現場』(2009)、著書『不妊を語る:19人のライフストーリー』(2012年)、共著『世界の出産』(2001年)ほか。 |
主催 | 南山大学人類学研究所 |
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協賛 | 南山大学社会倫理研究所 |
連絡先 | 南山大学人類学倫理研究所 〒466-8673 名古屋市昭和区山里町18 Phone: (052)832-3111 Fax: (052)833-6157 E-mail:ai-nu@ic.nanzan-u.ac.jp HP:http://www.ic.nanzan-u.ac.jp/JINRUIKEN/ Facebook:「人類学研究所facebook」で検索 |