活動/イベント イベント情報
第11回社会倫理研究奨励賞受賞記念講演会
2018年02月20日
社会倫理研究所 第11回社会倫理研究奨励賞受賞記念講演会開催のお知らせ
下記の通り講演会を開催致しますので、ご案内申し上げます。 参加は自由(無料)です。 出席されます場合は、事前に受付フォームよりご連絡いただけると幸いです。(当日参加でも結構です。)
日時 | 2018年3月13日(火) 14:00~(13:30開場) | ポスターを見る |
---|---|---|
場所 | 南山大学 名古屋キャンパス 本部棟3階第3会議室 アクセスについてはこちらをご利用下さい。 |
演題 | 相手の尊厳に関する無知に基づく侮辱的行為とその責任 |
---|---|
報告者 | 中村 信隆(なかむら・のぶたか)(上智大学大学院哲学研究科博士後期課程/第11回社会倫理研究奨励賞受賞論文著者) |
趣旨 | 第11回社会倫理研究奨励賞を受賞した「無知に基づく侮辱的行為はいかにして責任を問われるか」(『倫理学年報』第66集、2017年、173-187頁)の著者、中村信隆氏をお招きし、授賞式および受賞記念講演会を執り行います。受賞論文は、「「悪気のない無知に基づく行為について我々はいかにして非難し責任を問うことができるのか」という問いに応えるものであり、(...)現代社会において重要でありながら論ずることの難しい倫理的なテーマに正面から取り組」み、「また、「応答可能性」という「責任(responsibility)」の本来の意味に鑑み、責任とコミュニケーション行為の実践との密接な連関の可能性を示唆する」(受賞論文講評)意欲作であり、中村氏には、その先の展望を含めてお話しいただきます。 |
講演者紹介 | |
---|---|
中村 信隆 | |
《略歴》 | 上智大学文学部哲学科卒業。上智大学大学院哲学研究科哲学専攻博士前期課程修了。 現在、同大学院博士後期課程在籍、上智大学文学部哲学科リサーチアシスタント。 |
《専門領域》 | 現代英米圏の倫理学、刑罰論、カント倫理学 |
《主要著書》 | 「被害者の価値の表現としての応報的刑罰―J・ハンプトンの表現的応報主義の理論を手掛かりとして―」『倫理学年報』第64集、日本倫理学会、2015年、219-232頁。 「無知に基づく侮辱的行為はいかにして責任を問われるか」(受賞論文)。 「「恥を知れ」とはいかなる非難か」『哲学』第69号、日本哲学会、2018年(掲載決定)。 |
審査員賞 | 菅沼博子「ドイツにおける信条冒瀆罪正当化の試みの憲法学的一考察―宗教をめぐる「情念」の保護のための巧知?―」(『一橋法学』15巻3号・16巻1号、2016・2017年) |
---|
選定委員長代理 | 谷口照三(桃山学院大学教授) |
---|
主催 | 南山大学社会倫理研究所 |
---|---|
連絡先 | 南山大学社会倫理研究所 〒466-8673 名古屋市昭和区山里町18 Tel: (052)832-3111(内線3413,3414) Fax: (052)832-3703 E-mail: ise-office@ic.nanzan-u.ac.jp |