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第16回社会倫理研究奨励賞受賞記念講演会
2022年11月11日
社会倫理研究所 第16回社会倫理研究奨励賞受賞記念講演会開催のお知らせ
下記の通り講演会を開催致しますので、ご案内申し上げます。 参加は無料です。 出席されます場合は、事前に受付フォームよりお申し込みください。
日時 | 2022年12月11日(日) 14:00~17:00(13:30受付開始)
14:00 授賞式開始 |
ポスターを見る |
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場所 |
南山大学本部棟3階第3会議室 |
演題 | アフリカと国際刑事裁判所:アフリカ連合の議論からみる〈アフリカの戦略〉という視座 |
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報告者 | 藤井 広重(ふじい・ひろしげ)(宇都宮大学国際学部准教授/第16回社会倫理研究奨励賞受賞論文著者) |
趣旨 | 第16回社会倫理研究奨励賞を受賞した「国際刑事裁判所をめぐるアフリカ連合の対外政策の変容:アフリカの一体性と司法化の進捗からの考察」(日本平和学会編『平和研究』第57号、2021年、137-165頁)の著者、藤井広重氏をお招きし、授賞式および受賞記念講演会を執り行います。受賞論文は、「「政治の司法化」の概念に着目しながら、アフリカ連合(AU)が2009年以降進めてきた国際刑事裁判所(ICC)に対する批判的政策の変容過程を検証した」「斬新」な論考(受賞論文講評)であり、藤井氏には、その先の展望を含めてお話しいただきます。 |
講演者紹介 | |
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藤井 広重 | |
《略歴》 | 滋賀県出身。法学士・法学修士(獨協大学)、Adv.LL.M(Leiden Grotius Centre)、博士(国際貢献)(東京大学)。 国連大学、途上国の開発NGO、難民支援の財団法人、内閣府国際平和協力本部事務局にて勤務。 ケープタウン大学公法学研究科客員研究員(2016-2017)、宇都宮大学国際学部助教(2017-2021)、宇都宮大学国際学部准教授(2021-現在)。 |
《専門領域》 | 国際関係法学、国際人権論、アフリカ政治、平和構築論 |
《主要著書》 | 「ケニアにおける司法化する選挙と2022年大統領選挙の行方―司法化の進捗は選挙暴力を防ぐのか?―」『アフリカレポート』60巻, 7-18頁, 2022年. 「国際人権教育における子ども・若者参加の実践と課題 ―「人権」と「参加」をめぐる課題解決型学習(PBL)の試み―」『宇都宮大学国際学部附属多文化公共圏センター年報』第14号, 89-101頁, 2022年(共著論文筆頭著者). 「国連と国際的な刑事裁判所:アフリカ連合による関与の意義、課題及び展望」『国連研究』第17号, 121-148頁, 2016年. "The Impact of ICC Interventions on Kenya, the Ivory Coast and Human Security - A Comparative Analysis from the Initiation of Investigations to State Responses - ," Journal of Human Security Studies Vol.4(No.1) pp. 41-61 (2015). |
審査員賞 | 井川裕覚「明治後期の福祉領域における宗教の公共的機能:巣鴨監獄教誨師事件とその後の展開」(『宗教と社会貢献』12巻1号、2022年、1-27頁) |
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選定委員長 | 村本邦子(立命館大学教授) |
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主催 | 南山大学社会倫理研究所 |
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連絡先 | 南山大学社会倫理研究所 〒466-8673 名古屋市昭和区山里町18 Tel: (052)832-3111(内線3413,3414) Fax: (052)832-3703 E-mail: ise-office@ic.nanzan-u.ac.jp |
*本イベントでは、記録のために録画を行ないます。 *ご来場の方は、新型コロナウィルス感染防止のため、下記の点にご留意ください。 (1)咳や発熱など、体調不良の症状がある場合は参加をお控えください。 (2)会場内ではマスクをご着用ください。 (3)手指消毒にご協力ください。 *今後の状況により開催形態が変更となる場合にはお申し込みいただいたメールアドレス宛に通知いたします。 |