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社倫研トークラボ#2「集団と同一性」
2023年06月26日
社倫研トークラボ#2「集団と同一性」開催のお知らせ
下記の通り開催致しますので、ご案内申し上げます。どなたでも事前登録なしで参加していただけます(無料)。ふらりとお立ち寄りください。また、完全に蓋の閉まる密閉容器(ペットボトル、水筒など)は持ち込み可能です。
日時 | 2023年7月13日(木) 15:30~17:30 | ポスターを見る |
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場所 | 南山大学ライネルス中央図書館1階 NANTOルーム | |
テーマ | 同一性の形而上学と集団の同一性 | |
シリーズ趣旨 | 社会倫理に関する研究交流の場「社倫研トークラボ」では、社会倫理に関わるさまざまな領域の研究者を学内外から招き、さまざまな人たちの行き交うオープンな場所で、社会倫理に関わる議論をざっくばらんに行うことを試みる。社倫研の探究キーフレーズ「そこから語る、問う、考える」を体現するような〈トークを通じた研究〉を目指し、名称を「トークラボ」とする。 |
ゲスト | 横路佳幸(よころ・よしゆき)(慶應義塾大学文学部 非常勤講師) |
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プロフィール | 博士(哲学)。専門はメタ倫理学、認識論、言語哲学、形而上学。主著に『同一性と個体:種別概念に基づく統一理論に向けて』(慶應義塾大学出版会、2021年)。2017年10月、日本倫理学会和辻賞。2020-2022年度まで社会倫理研究所プロジェクト研究員(日本学術振興会特別研究員PD)。詳細については、https://researchmap.jp/yoshiyukiyokoroを参照。 |
概要 | 哲学・倫理学の伝統的問題に、集団の行為と責任の問題がある。国家の戦争責任から企業の社会的責任まで、集団の行為の責任は、誰に、どのように帰属されるのか。議論の鍵になるのは、「集団の同一性」である。集団のメンバーが変わり続ける中で、同一と言えるのが集団だけなら、集団の行為の責任は、集団それ自体にしか帰属できないのではないか。しかし集団は、そのメンバー、ポリシー、規模、形態、名称といった諸要素のうちのどこまで、その変化に耐えることができるのだろう。同一性をめぐる哲学の第一人者をお招きし、参加者とともに考える。 |
企画責任者 | 西本優樹(にしもと・ゆうき)(南山大学社会倫理研究所プロジェクト研究員/日本学術振興会特別研究員PD) |
主催 | 南山大学社会倫理研究所 |
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共催 | 科研費22H00604、23KJ2064 |
連絡先 | 南山大学社会倫理研究所 〒466-8673 名古屋市昭和区山里町18 E-mail: ise-office@ic.nanzan-u.ac.jp |
*本研究所主催イベントでは、記録のために写真撮影と録音を行なっております。 |