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南山大学研究所連携公開シンポジウム「葬式はどこから来てどこへ行くのか」
2023年08月25日
南山大学研究所連携公開シンポジウム「葬式はどこから来てどこへ行くのか」開催のお知らせ
下記の通り人類研との連携公開シンポジウムを開催致しますので、ご案内申し上げます。どなたでも参加は自由(無料)です。
日時 | 2023年10月8日(日) 14:00~17:00 | ポスターを見る |
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場所 | 南山大学Q棟1階Q103教室 | |
共通テーマ | 葬式はどこから来てどこへ行くのか |
全体趣旨 | 人の死に際してどのように故人を弔うのかは地域、時代によって異なる。特に現在、コロナ禍を経て、葬式のあり方は大きく変化しつつある。今回のシンポジウムでは、葬式のあり方の動態を捉えるため、人類学、倫理学、心理学など複数のディシプリンから議論をする。葬式を取り仕切る当事者である辻本氏と、長らく葬式の人類学的研究を続けてきた田中氏に登壇いただく。人類学研究所、社会倫理研究所からそれぞれ1名がコメンテーターとして参加する。 |
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報告1 | ポストコロナ時代における葬送儀礼の形 |
報告者1 | 辻本耐(南山大学社会倫理研究所) |
趣旨 | コロナ禍の3年間は葬送儀礼の形を大きく変えてしまった。近親者のみで行う家族葬に加えて、無宗教での葬儀や葬儀をしないという選択肢も一般的となった。本発表では、近代以降の葬送儀礼の変遷を振り返りながら、ポストコロナ時代における葬送儀礼のあり方について考えてみたい。 |
報告2 | きたない死、きれいな死:葬儀業の職能実践にみる死穢観念の現代的様相 |
報告者2 | 田中大介(自治医科大学) |
趣旨 | 死と遺体は惨たらしく穢れたものであるという言説が今日でも支配的である一方、禁忌やケガレといった構図だけでは捉えきれない死の様相も存在する。この発表では葬儀業の仕事を題材として、現代的な死穢観念の機制を考究したい。 |
コメンテータ | 石原美奈子(南山大学人類学研究所、人文学部)・ 西本優樹(南山大学社会倫理研究所) |
主催 | 南山大学社会倫理研究所、南山大学人類学研究所 |
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連絡先 | 南山大学人類学研究所 〒466-8673 名古屋市昭和区山里町18 E-mail: ai-nu@ic.nanzan-u.ac.jp |
*本研究所主催イベントでは、記録のために写真撮影と録音を行なっております。 |