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社倫研トークラボ#5「悩みと仕事」
2023年08月29日
社倫研トークラボ#5「悩みと仕事」開催のお知らせ
下記の通り開催致しますので、ご案内申し上げます。どなたでも事前登録なしで参加していただけます(無料)。ふらりとお立ち寄りください。また、完全に蓋の閉まる密閉容器(ペットボトル、水筒など)は持ち込み可能です。
日時 | 2023年10月19日(木) 17:00~18:30 | ポスターを見る |
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場所 | 南山大学ライネルス中央図書館1階 NANTOルーム | |
テーマ | ブルシット・ジョブとベーシック・インカム | |
シリーズ趣旨 | 社会倫理に関する研究交流の場「社倫研トークラボ」では、社会倫理に関わるさまざまな領域の研究者を学内外から招き、さまざまな人たちの行き交うオープンな場所で、社会倫理に関わる議論をざっくばらんに行うことを試みる。社倫研の探究キーフレーズ「そこから語る、問う、考える」を体現するような〈トークを通じた研究〉を目指し、名称を「トークラボ」とする。 |
ゲスト | 阪本 俊生(さかもと・としお)(南山大学社会倫理研究所第二種研究所員/経済学部教授) |
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プロフィール | 社会学、経済社会学、消費社会論、プライバシー論を専門とし、『プライバシーのドラマトゥルギー』(世界思想社)、『ポスト・プライバシー』(青弓社)、『新自殺論』(共著、青弓社)などの著書がある。現在、南山大学社会倫理研究所の所長を務める。 |
概要 | 現代社会は、うつ病、引きこもり、不登校、出社拒否など、さまざまな問題を抱える人びとが増加する傾向にあります。その背景には、いったい何があるのでしょうか。よく考えると、現代の仕事や職場、あるいは就職の問題は、そのストレス源の1つといえなくもない気がします。アメリカの人類学者ディヴィッド・グレーバーが調べたところ、自分の仕事を「ブルシット・ジョブ」だと考える人は、先進国を中心に、とても多くいることがわかりました(イギリスでは全体の37%)。そして、そう考える人は、20世紀のときよりも、いまの方がはるかに多くなってきている、としています。だとすれば、これは現代社会がかかえる諸問題と無関係とはいえないかもしれません。グレーバーの議論は、今日、世界の多くの人びとから注目されてきています。 今回のトークラボでは、ブルシット・ジョブはいかなるものか、なぜそれは増えているのか、それは人びとにいかなる影響をもたらしているのか、この問題を解決する方策は何か?を考えたいと思っています。ちなみにグレーバーが示唆した方策は、普遍的ベーシック・インカムの導入です。惜しくも2020年に亡くなったグレーバーの議論をもとに、一緒に考えてみませんか。 |
企画責任者 | Winibaldus Stefanus Mere(ウィニバルドス・ステファヌス・メレ)(社会倫理研究所第一種研究所員) |
主催 | 南山大学社会倫理研究所 |
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連絡先 | 南山大学社会倫理研究所 〒466-8673 名古屋市昭和区山里町18 E-mail: ise-office@ic.nanzan-u.ac.jp |
*本研究所主催イベントでは、記録のために写真撮影と録音を行なっております。 |