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社倫研トークラボ#2024-1「人間と幸福」
2024年04月03日
社倫研トークラボ#2024-1「人間と幸福」開催のお知らせ
下記の通り開催致しますので、ご案内申し上げます。どなたでも事前登録なしで参加していただけます(無料)。ふらりとお立ち寄りください。また、完全に蓋の閉まる密閉容器(ペットボトル、水筒など)は持ち込み可能です。
日時 | 2024年4月19日(金) 15:30~17:00 | ポスターを見る |
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場所 | 南山大学ライネルス中央図書館1階 NANTOルーム | |
テーマ | 人間はどうすれば幸福になれるのか? | |
シリーズ趣旨 | 社会倫理に関する研究交流の場「社倫研トークラボ」では、社会倫理に関わるさまざまな領域の研究者を学内外から招き、さまざまな人たちの行き交うオープンな場所で、社会倫理に関わる議論をざっくばらんに行うことを試みる。社倫研の探究キーフレーズ「そこから語る、問う、考える」を体現するような〈トークを通じた研究〉を目指し、名称を「トークラボ」とする。 |
ゲスト | 鈴木 英駿(すずき・ひでとし)(南山大学大学院人間文化研究科博士後期課程) |
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プロフィール | 「人間はどうすれば幸福になれるのか」。この人間の普遍的な問いを、キリスト教学科ではキリスト教倫理を、修士課程ではP. ティリッヒの神学を、博士後期課程ではV.E. フランクルの思想の研究を通じて考え続けてきた。自身の様々な経験も種に、実存的態度で研究を楽しんでいる。 |
概要 | 本講演では、P. ティリッヒの神学とV.E. フランクルの思想を比較しつつ議論を進めていく。両者は「人間とは如何なる存在なのか」を問い、それ故に「幸福とは如何なるものなのか、如何にして幸福へ至り得るのか」を論じた。人間論に始まり、その上で個人を個人として見ることを強調する両者の理論は、我々の世界観を変革し、現実の生活を豊かにする力をもっている。現実の生活と形而上学的な態度は無関係なものではなく、表裏一体である。心を殺すことによってではなく、精神を生かすことによってこそ、我々は人生を満喫することができる。 |
企画責任者 | 奥田 太郎(おくだ・たろう)(南山大学社会倫理研究所教授) |
主催 | 南山大学社会倫理研究所 |
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共催 | 科研費23K21876 |
連絡先 | 南山大学社会倫理研究所 〒466-8673 名古屋市昭和区山里町18 E-mail: ise-office@ic.nanzan-u.ac.jp |
*本研究所主催イベントでは、記録のために写真撮影と録音を行なっております。 |