社会倫理研究奨励賞 歴代受賞論文
第4回社会倫理研究奨励賞
2011年02月21日
2011年2月21日に行なわれた第四回社会倫理研究奨励賞選定委員会における厳正な審査の結果、下記の通り決定いたしました。
- 該当論文なし
講評
小林傳司(第四回社会倫理研究奨励賞選定委員会委員長)
今回は、18篇の応募論文(自薦、他薦含む)があり、一次審査において5篇の論文が最終審査へと進みました。各論文が扱う内容は多岐にわたるもので、インタビューをもとにした原子力立地地域の社会的問題から、生命科学の進展が生み出した手法や知識のマーケティングへの波及やバイオエシックスの歴史的変容、さらにはリベラリズムを前提とした国家の価値中立性の限界についての検討など、興味深いものでした。本賞は、現実の社会倫理的な問題に対して、学問的作法への忠実さを超えた、深い切りこみを試みた論文を評価することを目的としており、選定委員会で各論文を慎重に検討した結果、いずれの論文も、この点でやや物足りないという結論に至りました。
第四回社会倫理研究奨励賞選定委員会
- 小林傳司(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教授)【委員長】
- 伊勢田哲治(京都大学大学院文学研究科准教授)
- 川﨑 勝(南山大学経済学部教授)
- 丸山雅夫(南山大学大学院法務研究科教授)
- 宮川佳三(南山大学外国語学部教授)
- 山田哲也(南山大学総合政策学部教授)
- マイケル・シーゲル(南山大学社会倫理研究所第一種研究所員)
- 奥田太郎(南山大学社会倫理研究所第一種研究所員)