刊行物 研究所研究叢書
『産業革命と環境・資源―現代の環境問題の史的起源を探る―』(2013年)
2014年02月10日
南山大学社会倫理研究所「ガバナンスと環境問題」研究叢書
(産業革命と環境問題に関するワークショップ(2012.12.8-9)報告書)
『産業革命と環境・資源―現代の環境問題の史的起源を探る―』
篭橋一輝、小沢佳史、前川智美、マイケル・シーゲル著
2013年
目次
- 1. 産業革命がもたらした変化
- 1.1 産業革命をどのように捉えるか
- 1.2 産業革命期に生きる人々の生活環境の変化
- 1.3 産業革命期の人々の規範・意識に関する変化
- 2. 産業革命と自然環境の破壊
- 2.1 環境問題の原因は何か?
- 2.2 市場経済は自然環境を破壊するのか?
- 2.2.1 コモンズ論から考える
- 2.2.2 カール・ポランニーの自由論から考える
- 2.2.3 森林管理の比較史から考える
- 2.3 「成長の限界」をどう捉えるか
- 2.3.1 マルサスの人口論から考える
- 2.3.2 ジェヴォンズの『石炭問題』から考える
- 3. 環境問題の克服に向けて
- 3.1 土地の所有のあり方
- 3.2 「公」・「共」・「私」のダイナミズム
- 3.3 将来世代に対する責任を果たすための仕組み
- 4. 結びに代えて