刊行物 社会と倫理
『社会と倫理』第31号(2016年)
2017年02月06日
特集1 幸福論の諸相
特集2 自殺対策をめぐる政策・実践・研究
「緒言 自殺対策の現状―「自殺対策基本法」の成立から10 年」 | 森山花鈴 |
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「自殺対策基本法の成立と行政の役割」 | 柴田雅人 |
「危機に陥った状況を支えるこころのケアを巡る基本視点」 | 大塚耕太郎 |
「自殺に関する概況と子どもの自殺をめぐって―希死念慮のある子どもの小児神経科外来での対応の経験を含めて」 | 加我牧子 森山花鈴 |
特集3 地域の水を再考する
「緒言」 | 篭橋一輝 |
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「近代河川行政の成立と水利権―「川」と「水」のマネジメントに関する基礎的考察」 | 藤本穣彦 |
「水資源開発が地域の水利用・管理に与える影響―讃岐平野における香川用水事業を事例として」 | 篭橋一輝 |
「ダム撤去を通じて地域と河川の関係を再考する―荒瀬ダム撤去の政策過程と社会的影響の解明に向けて」 | 大野智彦 |
書評
鈴木貴之著『ぼくらが原子の集まりなら、なぜ痛みや悲しみを感じるのだろう―意識のハード・プロブレムに挑む』(勁草書房、2015年) | 薄井尚樹 |
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宇沢弘文著『宇沢弘文の経済学―社会的共通資本の論理』(日本経済新聞出版社、2015年) | 鈴木 真 |
澤田康幸・上田路子・松林哲也著『自殺のない社会へ』(有斐閣、2013年) | 杉尾浩規 |
大庭健著『民を殺す国・日本―足尾鉱毒事件からフクシマへ』(筑摩書房、2015年) | 丸山徳次 |
以下の書評をまとめて読む | |
品川哲彦著『倫理学の話』(ナカニシヤ出版、2015 年) | 奥田太郎 永守伸年 岡本慎平 |
『倫理学の話』にたいする奥田太郎氏、永守伸年氏、岡本慎平氏からのコメントに応えて | 品川哲彦 |
松元雅和著『応用政治哲学―方法論の探究』(風行社、2015 年) | 大澤 津 |
斎藤環著『オープンダイアローグとは何か』(医学書院、2015 年) | 川島大輔 |
上野友也著『戦争と人道支援―戦争の被災をめぐる人道の政治』(東北大学出版会、2012年) | 山下光 |
岡檀著『生き心地の良い町―この自殺率の低さには理由がある』(講談社、2013年) | 阪本俊生 |
天田城介・渡辺克典編著『大震災の生存学』(青弓社、2015 年) | 森山花鈴 |
新刊紹介
以下の新刊紹介をまとめて読む | |
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平山正実・斎藤友紀雄監修『自死遺族支援と自殺予防―キリスト教の視点から』(日本キリスト教団出版局、2015年) | 森山花鈴 |
本橋豊著『よくわかる自殺対策―多分野連携と現場力で「いのち」を守る』(ぎょうせい、2015年) | 森山花鈴 |
査読取扱要領 | |
社会倫理研究奨励賞 取扱要領 | |
編集後記 | 奥田太郎 |