刊行物 社会と倫理
『社会と倫理』第32号(2017年)
2017年12月12日
特集 運・倫理・政治
「緒言」 | 奥田太郎 |
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「現代の英米圏の倫理学における運の問題」 | 古田徹也 |
「運と幸福―古代と現代の交錯」 | 近藤智彦 |
「運の平等論をめぐる攻防―VS社会関係に基づく平等論の地平」 | 井上 彰 |
「戦争と道徳的運―「より少ない悪」への指針としての軍事専門職倫理教育を考える」 | 眞嶋俊造 |
論説
「自殺の悪さについての哲学的な議論の調査」 | 蝶名林亮 |
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「自殺念慮、判断力評価、父権主義」 | 有馬 斉 |
「人間の尊厳と「共通善の政治学」」 | 菊池理夫 |
書評
山田秀著『ヨハネス・メスナーの自然法思想』(成文堂、2014 年) | 米倉正実 |
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弁護士米倉正実氏へのお礼状 | 山田 秀 |
蝶名林亮著『倫理学は科学になれるのか―自然主義的メタ倫理説の擁護』(勁草書房、2016年) | 杉本俊介 |
有本建男、佐藤靖、松尾敬子著、吉川弘之特別寄稿『科学的助言―21 世紀の科学技術と政策形成』(東京大学出版会、2016年) | 大庭弘継 |
五十嵐元道著『支配する人道主義―植民地統治から平和構築まで』(岩波書店、2016年) | 中村文子 |
森千香子著『排除と抵抗の郊外―フランス〈移民〉集住地域の形成と変容』(東京大学出版会、2016 年) | 小城拓理 |
以下の書評をまとめて読む | |
太田紘史編著『モラル・サイコロジー―心と行動から探る倫理学』(春秋社、2016年) | 鈴木貴之 |
白井千晶編著『産み育てと助産の歴史―近代化の200 年をふり返る』(医学書院、2016年) | 梅澤 彩 |
川島大輔、近藤恵編著『はじめての死生心理学―現代社会において、死とともに生きる』(新曜社、2016年) | 粂 和彦 |
バリー・ブザン著(大中真・佐藤誠ほか訳)『英国学派入門―国際社会論へのアプローチ』(日本経済評論社、2017 年) | 大庭弘継 |
土井健司編著『自死と遺族とキリスト教―「断罪」から「慰め」へ、「禁止」から「予防」へ』(新教出版社、2015年) | マイケル・シーゲル |
橘宗吾著『学術書の編集者』(慶應義塾大学出版会、2016年) | 大隅直人 |
査読取扱要領 | |
社会倫理研究奨励賞 取扱要領 | |
編集後記 | 森山花鈴、奥田太郎 |