刊行物 社会と倫理
『社会と倫理』第34号(2019年)
2020年02月18日
特集1 ビジネスと人権―デュー・ディリジェンスの可能性と限界
「緒言」 | ウィニバルドス・ステファヌス・メレ |
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「国際的な人権保障活動と企業―企業の二つの役割とインセンティブ要因」 | 金綱基志 |
「企業による人権デュー・ディリジェンスをより有効的に実施するために―いくつかの重要な課題と条件」 | ウィニバルドス・ステファヌス・メレ |
特集2 自殺予防教育のあり方
「緒言 「自殺予防教育」のこれから」 | 森山花鈴 |
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「「SOS の出し方教育」と自殺予防教育」 | 太刀川弘和 |
「学校での自殺予防教育の現状と今後の課題―GRIP を中心に」 | 川島大輔 |
「若年者に対する自殺予防―日本の対策の変遷と国際的動向」 | 勝又陽太郎 |
投稿論文
「差別と危害―帰結主義的差別論の擁護」 | 石田 柊 |
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「観点の複数性と規範理論―オノラ・オニールの〈理想化を回避する構成主義〉」 | 岸見太一 |
論説
「アタッチメント、「甘え」、自分―アタッチメントの文化研究における「甘え」の取り扱いに関する一考察」 | 杉尾浩規 |
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書評
森山花鈴著『自殺対策の政治学』(晃洋書房、2018 年) | 小森田龍生 |
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大竹弘二著『公開性の根源―秘密政治の系譜学』(太田出版、2018 年) | 上野友也 |
古田徹也著『言葉の魂の哲学』(講談社選書メチエ、2018年) | 三浦隆宏 |
樽本英樹編『排外主義の国際比較―先進諸国における外国人移民の実態』( ミネルヴァ書房、2018年) | 和泉悠 |
有馬斉著『死ぬ権利はあるか―安楽死、尊厳死、自殺幇助の是非と命の価値』 (春風社、2019年) | 久保田進一 安部彰 江口聡 |
久保田進一氏、安部彰氏、江口聡氏の書評への応答 | 有馬斉 |
井上彰編著『ロールズを読む』(ナカニシヤ出版、2018年) | 田中将人 |
小山虎編著『信頼を考える』(勁草書房、2018 年) | 久木田水生 |
中村隆文著『不合理性の哲学―利己的なわれわれはなぜ協調できるのか』(みすず書房、2015年) | 鈴木真 |
秋津元輝・佐藤洋一郎・竹之内裕文編著『農と食の新しい倫理』(昭和堂、2018年) | 吉永明弘 |
北村厚著『教養のグローバル・ヒストリー ―大人のための世界史入門』( ミネルヴァ書房、2018年) | 大庭弘継 |
木村大治著『見知らぬものと出会う―ファースト・コンタクトの相互行為論』( 東京大学出版会、2018年) | 大庭弘継 |
牛尾洋也・吉岡祥充・清水万由子編著『琵琶湖水域圏の可能性 ―里山学からの展望』(晃洋書房、2018年) | 奥田太郎 |
新刊紹介
東徹著『精神科病院で人生を終えるということ―その死に誰が寄り添うか』(日経BP 社、2017年) | 森山花鈴 |
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査読取扱要領 | |
投稿取扱要領 | |
社会倫理研究奨励賞 取扱要領 | |
編集後記 | W・S・メレ 森山花鈴 奥田太郎 |