活動/イベント イベント情報
第13回社会倫理研究奨励賞受賞記念講演会
2020年06月22日
社会倫理研究所 第13回社会倫理研究奨励賞受賞記念講演会開催のお知らせ
下記の通り講演会を開催致しますので、ご案内申し上げます。 参加は自由(無料)です。 出席されます場合は、事前に受付フォームよりお申し込みください。(定員20名:受付を終了しました)
日時 | 2020年7月3日(金) 14:00~17:00(13:30以降接続可能)
14:00 授賞式開始 |
---|---|
開催形式 | オンライン(Zoomミーティングを使用:詳細は参加申込者に直接お伝えします) |
演題 | 環境問題と修復的正義―水俣における対話の試みを再検討する |
---|---|
報告者 | 小松原 織香(こまつばら・おりか)(日本学術振興会特別研究員PD(関西大学)/第13回社会倫理研究奨励賞受賞論文著者) |
趣旨 | 第13回社会倫理研究奨励賞を受賞した「〈被害者の情念〉から〈被害者の表現〉へ―水俣病「一株運動」(1970年)における被害者・加害者対話を検討する」(『現代生命哲学研究』第8号、2018年、57-129頁)の著者、小松原織香氏をお招きし、授賞式および受賞記念講演会を執り行います。受賞論文は、「水俣病運動の中の一株運動に焦点を絞ることで、日本における「修復的正義」の可能性をきわめて精力的に検討」し、「「被害者の情念」を然るべき形で「表現」することの意義に光を当てる労作」(受賞論文講評)であり、小松原氏には、その先の展望を含めてお話しいただきます。 |
講演者紹介 | |
---|---|
小松原 織香 | |
《略歴》 | 同志社大学文学部美学及び芸術学科卒業。同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科博士課程(前期)終了。大阪府立大学大学院人間社会学研究科博士課程後期修了。博士(人間科学)。同志社大学嘱託講師などを経て、現在、日本学術振興会特別研究員PD(関西大学)。 |
《専門領域》 | 当事者の哲学、修復的正義論、環境、ジェンダー |
《主要著書》 | 『性暴力と修復的司法―対話の先にあるもの』成文堂、2017年。 "Restorative Justice and Environmental Crime: the Case of Minamata Disease in Japan in 1970," Emmanuel Biffing and Brunilda Pali (eds.), Environmental Justice Restoring the Future: Towards a Restorative Environmental Justice Praxis, European Forum for Restorative Justice, 2019, pp. 67-71. |
審査員賞 | 田中美里「フランスにおける「公序」とマニフェスタシオンの自由(1)(2・完)」(『一橋法学』第18巻第1号・第2号、2019年) |
---|
選定委員長 | 沢井実(南山大学教授) |
---|
主催 | 南山大学社会倫理研究所 |
---|---|
連絡先 | 南山大学社会倫理研究所 〒466-8673 名古屋市昭和区山里町18 Tel: (052)832-3111(内線3413,3414) Fax: (052)832-3703 E-mail: ise-office@ic.nanzan-u.ac.jp |
*本イベントでは、記録のために録画を行ないます。 |