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第14回社会倫理研究奨励賞受賞記念講演会
2021年02月24日
社会倫理研究所 第14回社会倫理研究奨励賞受賞記念講演会開催のお知らせ
下記の通り講演会を開催致しますので、ご案内申し上げます。 参加は自由(無料)です。 出席されます場合は、事前に受付フォームよりお申し込みください。(定員50名、締切:講演会終了時)
日時 | 2021年3月16日(火) 14:00~17:00(13:45以降接続可能)
14:00 授賞式開始 |
ポスターを見る |
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開催形式 |
オンライン(Zoomウェビナーを使用:上記受付フォームより事前にご登録ください。登録後送られてきたメールに、ウェビナーへのリンクが付されていますので、当日はそこからご参加ください。) |
演題 | 〈自発的〉移動と自己責任―思想から人の移動を考える |
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報告者 | 岸見 太一(きしみ・たいち)(早稲田大学現代政治経済研究所特別研究員/第14回社会倫理研究奨励賞受賞論文著者) |
趣旨 | 第14回社会倫理研究奨励賞を受賞した「外国人労働者の一時的な受け入れはどんなときに不正になるのか」(『思想』No.1155(2020年7月号)、2020年、61-81頁)の著者、岸見太一氏をお招きし、授賞式および受賞記念講演会を執り行います。受賞論文は、「国家が労働者を雇用主に対して脆弱な法的地位、すなわち離脱と発言の権利が保障されることない状態に置くことは不正である」ことを政治理論の観点から示した、「総じて、歴史的なアナロジーも、理論的な説明もわかりやすく、アクチュアルな問題を深く広く考えさせる論考」(受賞論文講評)であり、岸見氏には、その先の展望を含めてお話しいただきます。 |
講演者紹介 | |
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岸見 太一 | |
《略歴》 | 京都府出身。早稲田大学政治経済学部卒業。早稲田大学政治学研究科博士後期課程修了。博士(政治学)。日本学術振興会特別研究員、早稲田大学助手、同助教を経て、現在、早稲田大学現代政治経済研究所特別研究員。 |
《専門領域》 | 現代政治理論、人の移動の政治理論 |
《主要著書》 | 「観点の複数性と規範理論:オノラ・オニールの〈理想化を回避する構成主義〉」『社会と倫理』 (34) (2019年) 「人口減少時代への対応としての外国人家事労働者の受け入れ:相互行為と構造という二つの観点からの規範的考察」松元雅和・井上彰編『人口問題の正義論』 世界思想社(2019年) 「移民選別とデモクラシー:法的強制を基準とする境界画定論の検討」『年報政治学』2013(II)(2014年) |
審査員賞 | 小西真理子「攻撃性をともなう依存者へのケア―自閉症児の母親トルーディ事例の検討」(『立命館文學』第665号、2020年) |
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選定委員長 | 石田淳(東京大学教授) |
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主催 | 南山大学社会倫理研究所 |
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連絡先 | 南山大学社会倫理研究所 〒466-8673 名古屋市昭和区山里町18 Tel: (052)832-3111(内線3413,3414) Fax: (052)832-3703 E-mail: ise-office@ic.nanzan-u.ac.jp |
*本イベントでは、記録のために録画を行ないます。 |