刊行物 社会と倫理
『社会と倫理』第29号(2014年)
2016年01月10日
特集 本質的自然資本(Critical Natural Capital)概念の可能性と課題
「緒言 「本質的自然資本」をどう考えるか」 | 篭橋一輝 |
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「本質的自然資本の規範的説得力―環境経済学と環境倫理学の生産的な協働に向けての一試論」 | 高畑祐人 |
「ベーシック・ニーズが導く本質的自然資本の未来―自然資源の本質性を適切に捉えるために」 | 玉手慎太郎 |
「自然再生の現場から考えるCNC概念の環境倫理的課題」 | 豊田光世 |
「本質的自然資本の判定基準の再検討」 | 篭橋一輝 |
論説
「デモクラシーと規範―現代民主主義理論のジレンマについての一考察」 | 山本 圭 |
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「シュトレーゼマンの価値観外交―戦争責任とマイノリティ問題を中心」 | 北村 厚 |
「差別の規範理論―差別の悪の根拠に関する検討」 | 堀田義太郎 |
社会倫理の資料
「日本語で読める人道的介入・「保護する責任」の文献リスト」 | 千知岩正継 |
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書評
伊勢田哲治著『倫理学的に考える―倫理学の可能性をさぐる十の論考』(勁草書房、2012年) | 神崎宣次 |
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一ノ瀬正樹著『放射能問題に立ち向かう哲学』(筑摩選書、2013年) | 松王政浩 |
石原孝二編著『当事者研究の研究』(医学書院、2013年) | 三浦隆宏 |
高橋良輔・大庭弘継編著『国際政治のモラル・アポリア―戦争/平和と揺らぐ倫理』(ナカニシヤ出版、2014年) | 奥田太郎 |
古田徹也著『それは私がしたことなのか―行為の哲学入門』(新曜社、2013年) | 村上友一 |
佐藤誠・大中真・池田丈佑編著『英国学派の国際関係論』(日本経済評論社、2013年) | 篠田英朗 |
以下の書評をまとめて読む | |
新名隆志・林大悟編著『エシックス・センス―倫理学の目を開け』(ナカニシヤ出版、2013年) | 馬渕浩二 |
重田園江著『社会契約論―ホッブズ、ヒューム、ルソー、ロールズ』(ちくま新書、2013年) | 奥田太郎 |
上野友也著『戦争と人道支援―戦争の被災をめぐる人道の政治』(東北大学出版会、2012年) | 山下光 |
篠田英朗著『「国家主権」という思想―国際立憲主義への軌跡』(勁草書房、2012年) | 中内政貴 |
土佐弘之著『野生のデモクラシー―不正義に抗する政治について』(青土社、2012年) | 杉浦功一 |
生源寺眞一著『農業と人間―食と農の未来を考える』(岩波書店、2013年) | 北野慎一 |
秋葉悦子著『人格主義生命倫理学―死にゆく者、生まれてくる者、医職の尊厳の尊重に向けて』(創文社、2014年) | 丸山雅夫 |
新刊紹介
以下の新刊紹介をまとめて読む | |
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シリーズ生命倫理学編集委員会編『シリーズ生命倫理学』全20巻(丸善出版、2012年-2013年) | 鈴木真 |
土屋俊監修・大谷卓史編著『情報倫理入門』(アイ・ケイ コーポレーション、2012年) | 奥田太郎 |
伊勢田哲治・戸田山和久・調麻佐志・村上祐子編著『科学技術をよく考える―クリティカルシンキング練習帳』(名古屋大学出版会、2013年) | 鈴木真 |
大治朋子著『勝てないアメリカ―「対テロ戦争」の日常』(岩波新書、2012年) | 大庭弘継 |
児玉聡、なつたか著『マンガで学ぶ生命倫理―わたしたちに課せられた「いのち」の宿題』(化学同人、2013年) | 奥田太郎 |
レイモンド S. ファイファー&ラルフ P. フォースバーグ著(高田一樹訳)『48のケースで学ぶ職業倫理―意思決定の手法と実践』(センゲージ ラーニング、2014年) | 大庭弘継 |
査読取扱要領 | |
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社会倫理研究奨励賞 取扱要領 | |
編集後記 | 篭橋一輝 奥田太郎 |