刊行物 年報人類学研究
『年報人類学研究』第15号 2024年
- 目次
- 〈論文〉
- 現代日本社会におけるスピリチュアリティの特徴 ─スピリチュアリティ・セッションを受けて生きづらさを 癒した経験のある成人女性の事例から─ (天野 紗緒里)
- アンデスの初期帝国ワリの新しい証拠と知見 (ホセ・オチャトマ・パラビシノ、マルタ・ガブレラ・ロメロ/ 吉川 主浩・南 智博(訳)) 1
- アンデスの初期帝国ワリの新しい証拠と知見 (ホセ・オチャトマ・パラビシノ、マルタ・ガブレラ・ロメロ/ 吉川 主浩・南 智博(訳)) 2
- 〈書評〉
- M. R. オコナー『道を見つける力 ──人類はナビゲーションで進化した』(後藤 明)
- チョウ・ピンピン『チベット高原に花咲く糞文化』 (堀田 あゆみ)
- 竹内愛『ジェンダーと災害の民族誌──変容する農民カーストとネワール社会』 (菅野 美佐子)
- 高村美也子『プランテーションの人類学──タンザニア・ボンデイ社会と ココヤシ栽培』 (石原 美奈子)
- 王昊凡『グローバル化する寿司の社会学──何が多様な食文化を生み出すのか』 (藤川 美代子)
- 田中鉄也『揺り動かされるヒンドゥー寺院──現代インドの世俗主義、 サティー女神、寺院の公益性』 (池亀 彩)
- 奥付
『年報人類学研究』第14号 2023年
『年報人類学研究』第13号 2022年
- 目次
- <論文>
- Residents’ Needs Serve to Solve Local Environmental Problems: A Case Study on the Overgrowth of Aquatic Plants in Lake Biwa (Satoe NAKAHARA)
- <特集> 民族誌で文明を語る
- [序文]民族誌は文明を論じうるか(大西 秀之)
- [論文]民族誌による文明理解の可能性 ─民族誌フィールドにおける時空間の拡張─(大西 秀之)
- [論文]階層化しない社会のしくみ─パプアニューギニア・クボの場合─(須田 一弘)
- [論文]フィリピン社会の周縁ニッチで生きる先住民アエタの生存戦略 ─ピナトゥボ山大噴火の被災(1991)から創造的復興へ─(清水 展)
- [論文]アンデス文明形成期における権力形成へのリャマのインパクト ─考古学と民族誌の共同研究の可能性─(稲村 哲也)
- [研究ノート]社会複雑性の萌芽と形成─アマゾニアの民族誌から探る─(池谷 和信)
- <研究ノート>
- 歌唱行為によって遂行される「儀礼」 ─諏訪大社御柱祭の木遣り唄を事例として─(石川 俊介)
- 20世紀初頭のドイツにおける「 自然民族」 への眼差し ─エミール・ノルデの宗教画にみるプリミティヴィズム─(中林 香奈代)
- フィリピン民話に現れた猿に関する一考察(辻 貴志)
- 日本人LGBT ムスリムと同性愛的行為・同性婚 ─信仰とセクシュアリティの両立に関する予備的考察─(梅津 綾子)
- <書評>
- 石原美奈子(編)『愛と共生のイスラーム──現代エチオピアのスーフィズムと 聖者崇拝』(赤堀 雅幸)
- Akira Goto, Cultural Astronomy of the Japanese Archipelago: Exploring the Japanese Skyscape(石村 智)
- 須田一弘『ニューギニアの森から:平等社会の生存戦略』(中尾 央)
- 川口幸大、堀江未央(編著)『中国の国内移動──内なる他者との邂逅』(横田 祥子)
- 奥付
『年報人類学研究』第12号 2021年
- 目次
- <論文>
- 誘惑と厄祓いの身体ーマカオのカジノの内外における「性的」女性をめぐってー (劉 振業)
- 「公差」におさめるーシステム、技術的実践、企業間関係ー(加藤 英明)
- Kakure Kirishitan Gravestones in Nagasaki Settings (Roger Vanzila MUNSI)
- 猿害から生成される「サルの祟り」の多層性 ─宮崎県椎葉村におけるサルと猟師・農家との駆け引きに着目して─(合原 織部)
- Twin Rites among the Pygmies of the Congo and their Historical Progress (Ngoma MASSALA & Armand MAFOUMBOU MOODY /Roger Vanzila MUNSI (tr.))
- <特集>新しい戦争の考古学
- 特集「新しい戦争の考古学」によせて (松木 武彦)
- 日本列島先史・原史時代における戦いと戦争のプロセス (松木 武彦)
- 弥生・古墳時代における長柄武器の変遷 (寺前 直人)
- 倭国北縁における材木塀(藤沢 敦)
- Warfare in Pre-Hispanic El Salvador (Akira ICHIKAWA)
- 戦争と儀礼─古代アンデスの事例─ (渡部 森哉)
- 「アジアから来た戦争」と北極圏の弓 (岡安 光彦)
- 〈特集・研究ノート〉北アメリカ大陸南東部先史時代の戦争の痕跡 (佐々木 憲一)
- <研究ノート>
- 産育儀礼における腹帯の実態と動向の検討─愛知県名古屋市の社寺の事例から─(ムカルジー・ヒヤ)
- 女子割礼の実態と西洋の普遍主義との関係─エジプトにおける事例から─(ヘバタッラ―・オマル)
- パレオ・インディオとアメリカ大陸最古の土器文化(ロベルト・ルナゴメス・レイイェス/南 智博(訳))
- <書評>
- 吉田竹也『地上の楽園の観光と宗教の合理化──バリそして沖縄の100年の歴史を振り返る』(橋本 和也)
- Ayami Nakatani (ed.), Fashionable Traditions: Asian Handmade Textiles in Motion(田本 はる菜)
- 田和正孝『石干見の文化誌──遺産化する伝統漁法』(辻 貴志)
- 池谷和信(編)『ビーズでたどるホモ・サピエンス史──美の起源に迫る』(宮脇 千絵)
- 中尾世治、杉下かおり(編著)『生き方としてのフィールドワーク──かくも面倒で 面白い文化人類学の世界』(藤川 美代子)
- 奥付
『年報人類学研究』第11号 2020年
- 目次
- 〈論文〉
- Japanese Migration Then and Now: The Increased Visibility of Foreigners through Diversification and Marriage (Paul CAPOBIANCO)
- 〈特集〉西アフリカ・イスラーム研究の新展開:坂井信三先生退職記念
- 序――西アフリカ・イスラーム研究の新展開 (中尾 世治)
- 文献的研究と民族誌学的研究の結合と乖離――1990年代までの西アフリカ・イスラーム研究の変遷 (中尾 世治・池邉 智基・末野 孝典・平山 草太)
- 西アフリカ・イスラーム研究の新潮流――教団、思想、言説的伝統 (中尾 世治・池邉 智基・末野 孝典・平山 草太)
- ムリッド教団の祭事における言説的空間の形成――宗教的演説ワフターンの内容と形成に着目して (池邉 智基)
- 言説的伝統と文字言語の社会的付置――20世紀半ばの仏領西アフリカにおけるボボ・ジュラソのメデルサ設立運動の断片と連続 (中尾 世治)
- クルアーン学校を「コピペ」する――世俗国家カメルーンにおける言説的伝統の社会的構成 (平山 草太)
- 〈研究ノート〉
- 愛知県都市部における産育にまつわる儀礼と信仰の現状について――熱田神宮の事例を中心に (ムカルジー・ヒヤ)
- 趣味のコミュニティにおけるつながりの作法――二次創作を行う腐女子の同人作家を事例として (大戸 朋子・伊藤 泰信)
- 奥付
『年報人類学研究』第10号 2020年
- 目次
- 〈論文〉
- カークウォールのBa’ ゲームにみる民俗フットボールの意味の変容 ―伝統行事からコミュニティ統合の契機へ―(吉田 文久)
- 1970 年代以降の日本の人類学における韓国社会研究(本田 洋)
- 〈特集〉不確実な世界に生きる―遊動/定住の狭間に生きる身体
- 序にかえて―不確実性に向き合い、動き、生きる―(二文字屋 脩)
- 移動のなかの生 ―モンゴル国オブス県のある牧民をめぐるひと冬の出来事から―(寺尾 萌)
- 不確実性に満ちた環境に寄りそい、動くこと ―フランスにおけるマヌーシュのノマディズムと共同体をめぐる考察―(左地 亮子)
- 定住本位型社会で船に住まいつづける ―国家による複数の管理システムを生きる中国福建南部の連家船漁民―(藤川 美代子)
- 〈動き〉を能う ―ポスト遊動狩猟採集民ムラブリにみる遊動民的身構え―(二文字屋 脩)
- 再定住という生き方 ―マニラ首都圏における災害管理事業とスラム住民のエージェンシー―(西尾 善太)
- 〈研究ノート〉
- フィリピン・ブラカン州サンミゲル町におけるスイギュウ乳生産(辻 貴志)
- 〈書評〉
- 石山俊著『サーヘルの環境人類学―内陸国チャドにみる貧困・紛争・砂漠化の構造』、京都、昭和堂、2017 年(井森 彬太)
- 奥付
『年報人類学研究』第9号 2019年
- 目次
- 〈論文〉
- The Age-Old Ritual Practice of Ohatsuhoage among the Kakure Kirishitan Survivors Intersection of Identities and Resources (Roger Vanzila Munsi)
- <研究ノート>
- アンデス文明形成期後期社会の変容 ――「チャビン現象」終了年代の遺跡間・地域間比較をもとに―― (金崎 由布子、大森 貴之)
- Folklore & Nationalism in India and Serbia A Comparative Exploration1(Frank J. Korom)
- 自分史のなかに書かれる老い ――沖縄県の高齢者向け自分史講座を事例とする人類学的研究――(菅沼 文乃)
- <書評>
- 石原美奈子編著『現代エチオピアの女たち――社会変化とジェンダーをめぐる民族誌』、明石書店、2017年(富永 智津子)
- 藤川美代子著『水上に住まう――中国福建・連家船漁民の民族誌』、風響社、2017年(鈴木 佑記)
- 宮脇千絵著『装いの民族誌――中国雲南省モンの「民族衣装」をめぐる実践』、風響社、2017年(中尾 世治)
- 菅沼文乃著『〈老い〉の営みの人類学――沖縄都市部の老年者たち』、森話社、2017年(吉田 佳世)
- Robert Alan LeVine and Sarah LeVine, Do Parents Matter? : Why Japanese Babies Sleep Well, Mexican Siblings Don't Fight, and American Parents Should Just Relax, Public Affairs, 2016(杉尾 浩規)
- シンジルト・奥野克巳編著『動物殺しの民族誌』、昭和堂、2016年(辻 貴志)
- 執筆者紹介
『年報人類学研究』第8号 2018年
- 【お詫びと訂正】紙媒体の『年報人類学研究』第8号の目次および執筆者紹介に誤りがありました。心よりお詫び申し上げます。なお、WEBでは修正版を掲載しております。
- 目次
- <論文>
- 景観に刻まれたソビエト体制の展開と崩壊 ―ナーナイ系先住民の集落景観を形作った土地利用と生計戦略 ―(大西 秀之)
- 「愚かな女」と「男のような女」 ―エチオピア・マーレ女性のライフストーリーにみる教育とジェンダー―(有井 晴香)
- Śāntamūrti: The Legitimate Disposition(s) of the ‘Temple of Peace’ Social Network(Patrick McCartney)
- セネガルにおける日本の宗教運動の環境主義 ―崇教真光による治癒から環境管理へ ―(フレドリック・ルヴォー、訳・解説 中尾 世治)
- <研究ノート>
- 合理化のパラドクスをめぐる覚書(吉田 竹也)
- <書評>
- 後藤明著『ものが語る歴史35 天文の考古学』、同成社、2017年(佐藤 吉文)
- Marie Mageo (eds.), Attachment Reconsidered: Cultural Perspectives on a Western Theory, Palgrave Macmillan, 2013(杉尾 浩規)
- 木村周平著『震災の公共人類学―揺れとともに生きるトルコの人びと―』、世界思想社、2013年(大橋 響)
- 執筆者紹介
『年報人類学研究』第7号 2017年
- 目次
- <論文>
- 沖縄県与那国島の宗教的職能者「オガミのひと」の役割―洗骨改葬2事例の比較から―(唐木 健仁)
- <講演録>
- 日本文化人類学会第50回研究大会記念シンポジウム 人類の道徳性と暴力性をめぐって―隣接諸科学との対話―(長谷川 眞理子、山極 壽一、内堀 基光、後藤 明)
- <研究ノート>
- 先スペイン期アンデスのワリ文化の奉納儀礼について―ペルー北部高地エル・パラシオ遺跡の事例―(渡部 森哉)
- When the Dead Call: Okinawan Ancestor Worship in Brazil(Victor Hugo Kebbe)
- <書評>
- 大石高典著『民族境界の歴史生態学―カメルーンに生きる農耕民と狩猟採集民』、京都大学学術出版会、2016年(辻 貴志)
- LEGRAIN, Laurent. Chanter, s’attacher et transmettre chez les Darhad de Mongolie (Singing, Attachement and Transmission among the Darhads of Mongolia). Paris: Centre d’Etudes Mongoles et Sibériennes-Ecoles de Hautes Etudes, 2014(Roger Vanzila Munsi)
- 執筆者紹介
『年報人類学研究』第6号 2016年
- 目次
- <論文>
- 海の恩恵と災禍を考える―文治地震・明和津波・東日本大震災にふれて―(秋道 智彌)
- Village on the Edge between Mountain and Plain: A Generation in the Life of a Tohoku Village(Peter Knecht)
- ニューギニアのフェンス―文化技術論の変化する視点―(ピエール・ルモニエ)
- ヒトコブラクダと砂漠の統治―20世紀前半の北ケニアにおける植民地統治と資源利用―(楠 和樹)
- アラスカ・サケ減少問題における知識生産の民族誌―研究者はいかに野生生物管理に関わるべきか―(近藤 祉秋)
- 通り過ぎること、埋め込まれること—韓国安山市におけるカンボジア人移住労働者団体の設立過程を事例として―(ベル 裕紀)
- <書評>
- Karen J. Brison, Children, Social Class, and Education: Shifting Identities in Fiji, New York: Palgrave Macmillan, 2014(杉尾 浩規)
- 執筆者紹介
『年報人類学研究』第5号 2015年
- 目次
- <論文>
- アトキンソンの「自殺の社会プロセスモデル」再考―デュルケムの「逆倒的な方法」の観点から―(杉尾 浩規)
- <特集>言語ゲームとしてのポリシー
- 序―言語ゲームとしてのポリシー―人類学的考察―(加藤 敦典)
- 「共生」のポリシーが支える生活世界―スロヴァキアの民族混住地域における言語ゲームを手がかりとして―(神原 ゆうこ)
- 先住民というアスペクト―マレーシア・サバ州の先住民の語りに関する人類学的研究―(上田 達)
- 政策としての世界遺産―国際条約と住民生活の狭間で―(山田 享)
- 原理原則の語り口と情状酌量の語り口—現代ベトナム村落における住民討議の構図―(加藤 敦典)
- <研究ノート>
- Singing about Disaster: How Oral Tradition Serves or Does Not Serve Governmentalities(Frank J. Korom)
- <書評>
- 東賢太朗・市野澤潤平・木村周平・飯田卓 (編)、『リスクの人類学―不確実な世界を生きる』、世界思想社、2014年(吉田 竹也)
- 大西秀之著、『技術と身体の民族誌―フィリピン・ルソン島山地民社会に息づく民俗工芸』、昭和堂、2014年(板垣 順平)
- 執筆者紹介
『年報人類学研究』第4号 2014年
『年報人類学研究』第3号 2013年
- 目次
- <論文>
- 神殿における儀礼と廃棄―中央アンデス形成期の事例から―(松本 雄一)
- 東アフリカ農牧社会における経済活動の現代的展開―タンザニア・スクマの移住と豪農化―(泉 直亮)
- 異質な参詣者と聖地の「共同性」―エチオピア・ボサト郡に見られる参詣の諸相―(松波 康男)
- <研究ノート>
- フィリピン・パラワン島先住民モルボッグの貝の採捕と民俗知識(辻 貴志)
- 後漢洛陽城の可視領域と皇帝陵との空間関係――洛陽都城圏の様相に関する基礎的考 察―(茶谷 満)
- 自殺と集団本位主義―デュルケム「集団本位的自殺」に関する一考察―(杉尾 浩規)
- Self-help Group and Women Empowerment: A Case Study of the Disaster Survivors of Nagapattinam, Tamil Nadu, South India(Antonysamy Sagayaraj)
- 樺太アイヌの「トゥイタㇵ」に見出される交差対句(大喜多 紀明)
- <書評>
- 佐川徹著、『暴力と歓待の民族誌 東アフリカ牧畜社会の戦争と平和』、昭和堂、2011 年(宮脇 幸生)
- 森田敦郎著、『野生のエンジニアリング―タイ中小工業における人とモノの人類学』、世界思想社、2012 年(加藤 英明)
- 東賢太朗著、『リアリティと他者性の人類学―現代フィリピン地方都市における呪術のフィールドから―』、三元社、2011 年(杉井 信)
『年報人類学研究』第2号 2012年
- 目次
- <論文>
- CIUDAD Y CENTRO CEREMONIAL: EL RETO CONCEPTUAL DEL URBANISMO ANDINO(Krzysztof Makowski)
- 都市と祭祀センター―アンデスにおける都市化についての概念的挑戦―(クリストフ・マコフスキ)
- 自殺の人類学に向けて―「個人」を巡る理論的問題―(杉尾 浩規)
- <研究ノート>
- 身体・他者・共同性―宗教的フィールドにおける「変身」から―(東 賢太朗)
- <書評>
- 東村純子著、『考古学からみた古代日本の紡織』、六一書房、2011 年(金子 守恵)
- 金子守恵著、『土器つくりの民族誌――エチオピア女性職人の地縁技術』、昭和堂、2011年(中林 那由多)
- Audouze, F. et N. Schlanger (éds.), Autour de l’homme: contexte et actualité d’André Leroi-Gourhan, Antibes: Association pour la Promotion et la Diffusion des Connaissances Archéologiques, 2004(中尾 世治)
- 執筆者紹介
『年報人類学研究』第1号 2010年
- 【お詫びと訂正】紙媒体の『年報人類学研究』第1号に誤りがありました。お詫び申し上げますとともに、以下のように訂正いたします。なお、WEBでは修正版を掲載しております。誤)[目次][書評][執筆者紹介]吉田早悠理 →正)吉田早悠里 (2020年1月23日更新)
- 目次
- 『年報人類学研究』の創刊にあたって(後藤 明)
- <論文>
- ヒトの全体像を求めて―身体とモノからの発想―(川田 順造)
- 埋葬形態から見る植民地時代の社会変化―ペルー北部高地タンタリカ遺跡の事例―(渡部 森哉・峰 和治)
- 現代インドにおける都市中間層と葬送儀礼の変化―ナラヤン・ナーグ・バリ儀礼を事例として―(松尾 瑞穂)
- <研究ノート>
- ノッティングヒル・カーニバルの仮装パレードが語る「奴隷制」―奴隷貿易禁止法成立二百周年の仮装芸術を事例として―(木村 葉子)
- <書評>
- アパドゥライ,アルジュン著、藤倉達郎訳『グローバリゼーションと暴力―マイノリティーの恐怖』、世界思想社、2010年(吉田 早悠里)
- Jérôme Rousseau, Rethinking Social Evolution: The Perspective from Middle-Range Societies, Montreal: McGill-Queen's University Press, 2006(中尾 世治)
- 編集後記
- 執筆者紹介